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NEWS(教育人間科学部)

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2022.11.28

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「心理実習」が行われています

心理学科には、公認心理師の資格を取得するために必要な科目のひとつとして「心理実習」という授業があります。本学では学部3年生が中心に履修するカリキュラムになっており、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の5領域において80時間以上の実習を学生は経験します。学生は前期から、5領域のさまざまな施設で実習をしておりますが、今回はその中のひとつをご紹介いたします。

9月20日(火)には、医療領域のひとつとして、青山すみれクリニックの坂本里江子院長より、「精神科クリニック臨床での心理職の働き方」についてお話をいただきました。当日は、学部3年生17名、および大学院生4名が参加しました。

坂本先生は精神科の医師であり、精神科臨床に必要な知識や、青山すみれクリニックの特徴等、長年のご経験を積んだ先生ならではの現場の話をしていただきました。青山すみれクリニックでは、認知症の訪問診療も実施していることもあり、学生はHDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)のテスターと被験者両方をロールプレイで経験しました。ロールプレイといえども、テストを受ける側の気持ちを想像するのにとても役に立つものでした。

お忙しい合間を縫って実習を実施してくださいました坂本先生、どうもありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。