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EVENT(学外講座)
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2024.06.15 - 2024.07.13
TITLE
【青山キャンパス公開講座】スポーツ・身体運動の多様性と有用性
講座概要
対面またはオンライン配信
2024/6/15 ~ 7/13 毎土曜日 11:00~12:30(初回のみ12:40)
スポーツはトップスポーツから健康維持を目的とするものまで、目的と方法が広範囲に広がっています。本講座では、様々な視点からスポーツをとらえ、コミュニティーや社会保障への有用性などについても考えていく。

第1回 2024/6/15(土)プロフェッショナルスポーツ
教育人間科学部 教授
井上 直子[INOUE Naoko]
経営学部 教授
宮崎 純一[MIYAZAKI Junichi]
プロフェッショナルスポーツ
~スポーツエンターテインメントを「する」・「みる」・「ささえる/かかわる」人々~
スポーツのプロ。プロのスポーツ。スポーツを職業とするひと。職業としてのスポーツ。収益を生むスポーツ。スポーツのプロは、高いレベルで技を極めて世界基準を目指し「する」人々。さらにプロスポーツを創出し、その空間を生み出し、選手を「ささえ」、「かかわる」人々。プロスポーツに求められるものは、スポーツを「みる」人々を楽しませ、感動を届け、皆が元気になること。スポーツをエンターテインメントとして人生の糧を提供する人々。
プロスポーツの周辺を広く見渡して、「する」・「みる」・「ささえる/かかわる」3つの視点から考察します。個人競技のテニス、チームスポーツのサッカーを、それぞれ専門分野の2人の講師が語ります。
「テニス」
・プロテニス選手の日常
・トーナメント出場への道のり
・世界4大トーナメントはアミューズメントパーク
「サッカー」
・世界基準を目指すサムライたち
・コミュニティを繋ぐサッカー
・スタジアムエクスピリアンス

<プロフィール>
青山学院大学 教育人間科学部 教授
井上 直子[INOUE Naoko]
教育人間科学部教育学科 教授
東京学芸大学大学院卒業後、國學院大學を経て青山学院大学に着任。2009年より現職。専門はスポーツ科学。2022年より(公財)日本テニス協会理事。
青山学院大学 経営学部 教授
宮崎 純一[MIYAZAKI Junichi]
1963年生まれ、長野県上田市出身。
青山学院大学経営学部マーケティング学科教授。スポーツマネジメント、チームビルディング等の講座を担当。2012年、JFA公認S級指導者ライセンス取得。2017年、大学生で組織される男子サッカー日本代表監督としてユニバーシアード台北大会優勝。2022年より青山学院大学にて「オール青山スポーツコミュニティ」プロジェクトを立ち上げ、体育会各クラブ、経営学部スポーツマネジメントゼミ、中等部、高等部の教員と共に社会連携、地域貢献を目的としたスポーツイベントを主催する。

第2回 2024/6/22(土)地域コミュニティーとスポーツ
コミュニティ人間科学部 准教授
田原 陽介[TAHARA Yosuke]
地域スポーツによって、その地域のコミュニティづくりやコミュニティの活性化がなされると言われています。一方で、本当にスポーツ活動がコミュニティをつくり出せるのだろうかという疑問も生じます。また、スポーツ活動がその時に想定している「コミュニティ」とはどんなものなのだろうか。ここではスポーツと地域(コミュニティ)との関係がどのように捉えられているかのかについて説明します。
さらに、地域スポーツを主導する組織によって促される地域スポーツを支えるコミュニティの形成に焦点をあて、地域スポーツを支えるコミュニティの形成が、① 地域スポーツ振興に必要な資源の調達を促すのか ② 限られた施設や機会の有効利用を促すのかについて講義します。

<プロフィール>
青山学院大学 コミュニティ人間科学部 准教授
田原 陽介[TAHARA Yosuke]
筑波大学大学院修了。2020年度 青山学院大学 コミュニティ人間科学部 准教授 着任。専門は地域スポーツマネジメント論、スポーツビジネス。日本オリンピック委員会強化スタッフ(マネジメント)。著書に「基本 スポーツマネジメント」他。
第3回 2024/6/29(土)教育とスポーツ・身体活動
教育人間科学部 助手
山中 裕太[YAMANAKA Yuta]
教育人間科学部 助手
青栁 篤[AOYAGI Atsushi]
本公開講座では,体育における教育とスポーツ・身体活動をテーマとし,講義を展開します.日本の小学校,中学校,高校では体育の授業が必修とされ,様々な運動やスポーツを教材として授業が実施されています.つまり,誰もが体育を学ぶ機会が担保されています.また,多くの大学で体育が教養科目の1つとして開講されています.大学によって必修・選択の違いはあるものの,多くの大学で体育の授業が開講されていることは,大学でも体育を学ぶ機会が重要であることを示す1つの根拠となるのではないでしょうか.
このように,日本では誰もが身近に体育を学ぶ機会に恵まれていますが,日本の教育機関において体育が実施されている理由はなぜでしょうか.一体,私たちは体育で何を学んでいるのでしょうか.本講座では,近年の体育授業に関する研究や大学での体育授業の実践をもとに,改めて日本における体育の意義や価値を考えてみたいと思います.
<プロフィール>
青山学院大学 教育人間科学部 助手
山中 裕太[YAMANAKA Yuta]
筑波大学体育専門学群卒業
筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻修了(体育学修士)
筑波大学大学院人間総合科学研究科大学体育スポーツ高度化共同専攻修了(体育スポーツ学博士)
2023年4月より青山学院大学教育人間科学部体育研究室助手
専門分野は水泳教育と大学体育
青山学院大学 教育人間科学部 助手
青栁 篤[AOYAGI Atsushi]
千葉大学教育学部スポーツ科学課程卒業、筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程体育学専攻修了、同研究科博士後期課程体育科学専攻単位取得退学。愛媛県競技力向上対策本部スポーツ専門員(医科学担当)を経て、2023年4月より青山学院大学教育人間科学部助手。修士(体育学)。専門分野は、体力学、トレーニング科学。
第4回 2024/7/6(土)オリンピックとスポーツ
社会情報学部 教授
遠藤 俊典[ENDO Toshinori]
2020東京五輪は、新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックの渦中にきわめて特殊な状況下で開催されました。
そのために、残念ながら五輪の本来的な理念が体現されることは少なくなってしまい、開催国の我々に五輪の持つ価値、そしてスポーツの価値を強く体感する機会が失われてしまいました。本講義では、そもそも本来的に目指していたオリンピックとはどんなものだったのかを再考することによって、スポーツの価値を吟味できればと考えています。
さらに、オリンピックを目指すアスリートとコーチの取り組みの実例から、トップアスリートの心・技・体、それに対するコーチングの実際を考証することによって、スポーツの有用性について考えていきます。
<プロフィール>
青山学院大学 社会情報学部 教授
遠藤 俊典[ENDO Toshinori]
2009年4月に青山学院大学社会情報学部に着任、2024年4月より青山学院大学社会情報学部教授。青山学院大学陸上競技部短距離ブロック監督。筑波大学大学院人間総合科学研究科体育科学専攻修了 博士(体育科学)
日本スプリント学会常任理事、日本コーチング学会理事、日本オリンピック委員会強化スタッフ、日本陸上競技連盟強化委員会コーディネーター、関東学生陸上競技連盟理事などを歴任。
日本体育学会奨励賞受賞。主な著書として、陸上競技のコーチング学、スプリント学ハンドブック、コーチング学への招待など。

第5回 2024/7/13(土)人生100年時代のスポーツ・身体活動
教育人間科学部教育学科 教授
小木曽 一之[Ogiso Kazuyuki]
教育人間科学部教育学科 助手
鈴木 梨沙[Suzuki Risa]
トップスポーツから健康の回復・維持・増進を図るスポーツまで、スポーツあるいは身体運動は、幅広い目的そして方法で行われ、我々の心身に有益な効果をもたらします。特に、スポーツや運動に必要とされるレジスタンス性や持久性、あるいはその組み合わせは、加齢とともに必然的に低下していく体力や運動能力、認知能力そして心身の健康に大きく貢献することが知られています。しかし、そのような効果があるにもかかわらず、スポーツや運動を定期的に行っている人は30%ほどでしかありません。そこで、本講義では、1)なぜ多くの人は運動しないのか、2)運動習慣の無さは我々自身そして我々の社会に対してどのような弊害を及ぼすのか、そして3)どのような考えで、どのような取り組みを行っていけば運動する人が増えるのかについて、科学的な知見をもとに考察していきます。本講義がすべての人にとって、スポーツや運動を考え、行っていくきっかけとなることを願っています。

<プロフィール>
青山学院大学 教育人間科学部教育学科 教授
小木曽 一之[Ogiso Kazuyuki]
University of Jyvaskyla(Finland)において、伸張-短縮サイクル運動の世界的権威であるPaavo V.Komi教授に師事し、Ph.D (博士)を取得。走運動や跳運動のパフォーマンス向上のために、伸張反射や腱組織の弾性などを向上させる研究に取り組んできたが、最近は、運動能力や好き嫌い、老若男女の違いなく、誰もが楽かつ簡単に筋力やその他の体力要素、運動能力を向上させることのできるトレーニング方法の開発に力を入れている。
青山学院大学 教育人間科学部教育学科 助手
鈴木 梨沙[Suzuki Risa]
日本体育大学整復医療学科にて柔道整復師免許を取得。卒業後、地域社会連携を図りながら、学校や企業で働く方たちのコンディショニングに関わるトレーナーとして携わってきた。最近は、運動能力や好き嫌い、老若男女の違いなく、誰もが楽しく簡単に筋力などの体力要素、運動能力を向上させることのできるトレーニング方法の開発に力を入れている。
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