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EVENT(学外講座)
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2025.11.08 - 2025.11.29
TITLE
【相模原キャンパス公開講座】コミュニティ・つながり・学生の学び
講座概要
対面
2025/11/08 ~ 11/29 毎土曜日 13:00~14:30(初回のみ14:40)
今回は、コミュニティ人間科学部の原点ともいえる学生とコミュニティをつなぐ地域連携・教育活動プログラムについて取り上げます。都市、被災地、中山間地域、過疎地、そして今も戦争の爪痕が多く残る沖縄など様々なコミュニティに学生と教員が出向き、その土地でその土地の人々と取り組む地域連携・教育活動の意義や面白さ、そしてそのことがコミュニティ、学生、教員それぞれにもたらすものについて考えていきます。
第1回 2025/11/08(土)学生と取り組むコミュニティ再生活動とその効果
コミュニティ人間科学部 教授
森本 祥一 [MORIMOTO Shoichi]
近年、関係人口による地域づくりが注目されている。関係人口とは、観光客のように一過性の交流人口でもなく、移住者のようにその地域に居続ける定住人口でもない、特定の地域に多様なかたちで関わる第三の人口である。日本の各地で、大学生がこの関係人口として地域に関わる事例が増え、新たな地域づくりの主体としての期待が高まっている。講師は、2014年から、継続的に新潟県南魚沼市の辻又地区という中山間地域の活性化活動に取り組んできた。具体的には、産品を含めた地域のブランディング、コミュニティ活動の再生と維持を行ってきた。本講義では、学生とともに地域に入り、地域のことを知り、地域と一緒に考え、これらの策を実践してきた12年間の活動について紹介し、関係人口・若者が地域に関わることによる地域側、および参加した側双方への効果について講義する。

<プロフィール>
青山学院大学コミュニティ人間科学部コミュニティ人間科学科 教授
森本 祥一 [MORIMOTO Shoichi]
東京都立産業技術大学院大学助教、専修大学経営学部専任講師、准教授、教授を経て、2024年4月より青山学院大学コミュニティ人間科学部教授に就任。専門は地域デザイン論、地域活性学。地域活性学会理事。主要著書は「地域価値発現モデル」、「地域マーケティングのコンテクスト転換」、「地域イノベーションのためのトポスデザイン」、「大学生、限界集落へ行く」。日本食生活ジャーナリストの会 第1回食生活ジャーナリスト大賞受賞。2014年度より、新潟県南魚沼市辻又の活性化に取り組み、大地の芸術祭ー越後妻有アートトリエンナーレ2018の出展作品にも関わるなど、中山間地域の活性化を実際に現場に入り研究している。

第2回 2025/11/15(土)沖縄で何を学ぶか―消費者から植民者の自覚へ
コミュニティ人間科学部 准教授
輪島 達郎 [WAJIMA Tatsuroh]
講師は前任校である青山学院女子短期大学で、2007年度から2018年度まで12回にわたり「沖縄を学ぶ旅」を担当しました。このプログラムを通して、講師は沖縄から「何を」、「どのように」学ぶかということについて自問自答してきました。結論から言えば、その答えは「学生の沖縄の見方をぶっこわす」ことです。
では何を、どのような仕方でぶっこわし、それに代えて何をつかみとってもらうのか。このことは「消費者から植民者の自覚へ」というキーワードで表現したように、沖縄にたいする日本人としての自分の立ち位置を見直し、生き方そのものを変えることにつながります。それはまた、青山学院女子短期大学が目指していたリベラルアーツ(教養)教育とも結びついています。
本講座は、中学・高校の沖縄への修学旅行に関係する方や、リベラルアーツの意義についてあらためて考えたい方にぜひ受講していただきたいと思います。
<プロフィール>
青山学院大学コミュニティ人間科学部コミュニティ人間科学科 准教授
輪島 達郎 [WAJIMA Tatsuroh]
元・青山学院女子短期大学現代教養学科准教授。専門分野は琉球・沖縄の歴史、琉球芸能。琉球古典音楽野村流音楽協会師範(歌三線)。
第3回 2025/11/22(土)大学の地域連携と教育活動:二つの壁画プロジェクトをとおして
コミュニティ人間科学部 非常勤講師
趙 慶姫 [CHO Kyong Hee]
近年、少子高齢化、地域格差、グローバルとローカルのバランスなど、コミュニティが抱える社会課題に対して、大学の果たすべき役割として地域貢献が重要になっている。青山学院大学は、ボランティアセンターを2022年にシビックエンゲージメントセンターと改組・発展し、学生が社会参画する支援を行っているように、このテーマに積極的に取り組んでいる。
本講座では、二つの壁画プロジェクトをとおして、大学が教育・研究資源を活かして地域と連携し社会課題に取り組む意義を、地域貢献と教育効果の面から考える。
取り上げる事例は、落書き消去を目的とした「青山壁画プロジェクト」(東京都渋谷区/2010年度)と、東日本大震災被災地支援活動の発展として実施した「アートでつながる壁画プロジェクト」(岩手県宮古市/2017〜18年度)である。いずれも、講師が青山学院女子短期大学において企画運営・制作監理を担当した。
<プロフィール>
青山学院大学コミュニティ人間科学部コミュニティ人間科学科 非常勤講師
趙 慶姫 [CHO Kyong Hee]
東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修士課程修了。フリーランスのデザイナー、アーティストとしてプロダクトデザイン、環境アートを手掛ける。主な作品に、横浜市営地下鉄北新横浜駅や都営地下鉄大江戸線蔵前駅のガラスレリーフ、りんかい線7駅のアートパネルなどがある。2008年、青山学院女子短期大学に着任。2021〜2024年、青山学院大学教授。現在は兼任講師としてパブリックアートなどに関する講義を担当している。
第4回 2025/11/29(土)廃校利用と英語教育
コミュニティ人間科学部 教授
黒岩 裕 [KUROIWA Yutaka]
日本の児童・生徒数の減少に伴って、全国の廃校数も増加しています。令和3年度(2021年度)の文部科学省の調査によると全国の廃校数は7,398校で、その内活用されているものは5,481校あります。現在活用されている廃校の利用方法としては、道の駅、宿泊施設、キャンプ場、アート村、語学教育、学童保育、酒類製造などがあります。この講義では廃校利用のメリットやその利用方法を紹介した後、廃校を英語教育に活用している群馬県高崎市の「くらぶち英語村」の事例を紹介します。さらに2023年度と2024年度に青山学院大学コミュニティ人間科学部の研究所プロジェクトとして栃木県那須町の「那須まちづくり広場」(旧朝日小学校)で実施した「那須英語セミナー」とその背景にある英語教授法、特に「内容中心教授法」やCLIL(Content and Language Integrated Learning)と呼ばれる教授法について解説します。
<プロフィール>
青山学院大学コミュニティ人間科学部コミュニティ人間科学科 教授
黒岩 裕 [KUROIWA Yutaka]
青山学院大学コミュニティ人間科学部教授。一橋大学経済学部卒業後、三井物産勤務を経てアメリカに留学。コロンビア大学大学院社会学部修士課程修了。コロンビア大学ティーチャーズカレッジ英語教授法修士課程修了。1995年から2019年まで青山学院女子短期大学で英語科目、教職科目、アメリカ研究科目を担当。その間三省堂の高校英語教科書「クラウン」の編集委員も担当。2019年から青山学院大学コミュニティ人間科学部教授。「英語講読 I – V」、「アメリカ合衆国の社会と文化A」を担当。専門は英語教授法とアメリカ研究。ここ数年は廃校を活用した施設における英語教育、「内容中心教授法」やCLIL (Content and Language Integrated Learning) に基づく英語教育を研究テーマとしている。
講座申し込み
申込期間 | 2025年9月1日(月)~14日(日) |
受講料 | 1,300円 |
申込方法 | 相模原キャンパスの公開講座は、相模原市・座間市と共催で、市民大学青山学院大学コースとして実施しています。以下の市民大学ウェブサイトで申込方法をご確認の上、お申し込みください。なお、 受講者多数の場合は抽選を行う場合がありますのであらかじめご了承ください。 |
注意事項 | (1)諸事情により講義題目・内容・講師・実施教室等に変更が生じる場合があります。 (2)講座は4回の講義で構成されております。1回だけの参加等はご遠慮ください。 (3)本学では駐車場・駐輪場のご用意がありません。車輛でのご来校はご遠慮願います。 (4)校舎内での喫煙、および教室内の飲食は禁止しております。ご理解のほどお願いします。 (5)講義途中の伝言・電話等による呼び出しは一切受け付けておりません。教室内での携帯電話等のご使用もお控えください。 (6)諸事情によりやむを得ず休講する場合がありますのでご了解ください。休講に関するお知らせはウェブサイトあるいは下記お問い合わせ先にてご確認ください。 (7)講師や他の受講生等に迷惑をかける行為や係員の指示に従わない場合は受講をお断りすることがあります。 (8)受講生の個人情報は本学の「学校法人青山学院個人情報保護に関する規則」に基づき、適切な対応に努めます。 (9)オンライン配信を選択した場合、安定した通信環境のご用意をお願いします。 |
申込期間 | 2025年9月1日(月)~14日(日) |
受講料 | 1,300円 |
申込方法 | 相模原キャンパスの公開講座は、相模原市・座間市と共催で、市民大学青山学院大学コースとして実施しています。以下の市民大学ウェブサイトで申込方法をご確認の上、お申し込みください。なお、 受講者多数の場合は抽選を行う場合がありますのであらかじめご了承ください。 |
注意事項 | (1)諸事情により講義題目・内容・講師・実施教室等に変更が生じる場合があります。 (2)講座は4回の講義で構成されております。1回だけの参加等はご遠慮ください。 (3)本学では駐車場・駐輪場のご用意がありません。車輛でのご来校はご遠慮願います。 (4)校舎内での喫煙、および教室内の飲食は禁止しております。ご理解のほどお願いします。 (5)講義途中の伝言・電話等による呼び出しは一切受け付けておりません。教室内での携帯電話等のご使用もお控えください。 (6)諸事情によりやむを得ず休講する場合がありますのでご了解ください。休講に関するお知らせはウェブサイトあるいは下記お問い合わせ先にてご確認ください。 (7)講師や他の受講生等に迷惑をかける行為や係員の指示に従わない場合は受講をお断りすることがあります。 (8)受講生の個人情報は本学の「学校法人青山学院個人情報保護に関する規則」に基づき、適切な対応に努めます。 (9)オンライン配信を選択した場合、安定した通信環境のご用意をお願いします。 |
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さがまちコンソーシアム事務局
〒252-0303 相模原市南区相模大野3-3-2-301ユニコムプラザさがみはら内
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受付時間
月~金 9:00~17:00 (※祝日を除く)