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中山宏一さん(理工・機械創造工学科4年)の研究発表が、「第43回応力・ひずみ測定と強度評価シンポジウム」で「優秀発表賞」を受賞(学年は当時)

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2012.6.14

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中山宏一さん(理工・機械創造工学科4年)の研究発表が、「第43回応力・ひずみ測定と強度評価シンポジウム」で「優秀発表賞」を受賞(学年は当時)

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中山宏一さん(現在、理工学研究科機械創造コース1年。受賞当時、理工学部機械創造工学科4年・米山聡准教授研究室所属)の研究発表が、2012年1月23日(月)~ 24日(火) に大田区産業プラザ(PiO)で開催された「第43回応力・ひずみ測定と強度評価シンポジウム」において、「優秀発表賞」を受賞しました。

この賞は、日本非破壊検査協会応力ひずみ測定部門が、年1回開催する講演会において、特に優れた研究発表を行った学生発表者1名におくるものです。

中山さんの研究発表題目は、「一方向カーボンナノチューブシートを用いた軽量構造材料の創製とその評価」です。
1990年代に日本で発見されたカーボンナノチューブ(CNT)*は、高強度で軽量であるとともに優れた電気的特性、熱伝導性を示すことから、将来を担う新たなナノテクノロジーの中心的な材料(例えば半導体の素材)として期待されています。
中山さんの研究は、このCNTをシート状に生成し、CNTと炭素繊維をエポキシ樹脂で硬化させたハイブリッド複合材料**を創製した後、創製した複合材料について力学特性評価を実施。CNTを用いることで従来からの軽量構造材料の更なる軽量化実現の可能性を示しました。
中山さんの研究では、優れた研究内容とプレゼンテーションが優秀発表賞」に値すると評価されました。

なお、同研究は、静岡大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、物質材料研究機構(NIMS)が中・長期で行っているCNTを用いた軽量構造材料を創製し、社会全体に供給する共同研究のひとつであり、その研究成果を自動車、鉄道車両、船舶、航空機などの車体、機体材料に適用することによって、飛躍的な重量軽減と大幅な低燃費化などが期待されます。

* カーボンナノチューブ(CNT)とは・・・1mの10億分の1ほども小さい直径を持つ原子サイズのチューブ。アルミニウム半分の軽さ、鋼鉄の20倍の強度を持ち、その特異な物理的性質や豊富な応用への期待から、近年毎年ノーベル賞の有力候補に挙げられています。

 

** ハイブリッド複合材料とは・・・例えば、有機半導体と無機半導体を組み合わせた「有機-無機ハイブリッドIC(半導体)」のように、2つ以上の異質の材料を一体的に組み合わせた材料のことをさします。