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清水勇佑さん(理工・博士前期2年)の研究発表が、「Sixth International Conference on Optical, Optoelectronic and Photonic Materials and Applications」で「Poster Prize」を受賞

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2014.9.24

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清水勇佑さん(理工・博士前期2年)の研究発表が、「Sixth International Conference on Optical, Optoelectronic and Photonic Materials and Applications」で「Poster Prize」を受賞

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清水勇佑さん(理工学研究科電気電子工学コース博士前期課程2年・渕 真悟准教授研究室所属)の研究発表が、2014年7月23日(日) ~ 8月1日(金) 、University of Leeds(イギリス)で開催された「Sixth International Conference on Optical, Optoelectronic and Photonic Materials and Applications(第6回 光学およびフォトニック材料等の応用に関する国際会議、略称:ICOOPMA 2014)」において、「Poster Prize」を受賞しました。
同賞は、同会議内で行われた4つのセッションにわかれたポスター発表の中で、セッションごとに、最も優れたポスター発表を行った発表者におくられるものです。
同大会では、計58件の発表が行われ、うち4名に同賞がおくられました。

清水さんの研究発表題目は、「Effects of host glasses on luminescence properties of Sm3+, Pr3+ co-doped glass(Sm3+, Pr3+共添加ガラスにおける発光特性の母体ガラス依存性)」です。農業分野における成分分析(糖度測定など)には、近赤外広帯域光源*が用いられており、現在は、ハロゲンランプが使われています。しかし、ハロゲンランプには「サイズが大きい」「寿命が短い」「熱線放射が大きい」という問題があります。
清水さんは、ハロゲンランプに代わる新たな近赤外広帯域光源として、「希土類イオンを添加したガラス蛍光体」と「励起用LED」とを一体化した光源を提案し、研究を進めています。清水さんは、今回、「希土類イオンを添加したガラス蛍光体」に使う母体ガラスを構成する3種類の原料を1つずつ変化させ、かつ、添加する2種類の希土類イオンについてそれぞれ試料を作製しました(合計6パターンの試料を作製)。そして、これらの試料に対して発光特性を評価し、最適な母体ガラスを選択することで、ガラス蛍光体からの光出力を約2倍にすることに成功しました。
清水さんの研究は、希土類イオンを添加したガラス蛍光体と励起用LEDを一体化した新しい光源を提案した独創性、丁寧に進めた実験内容、それに加えて、質疑応答が的確だったことが評価され「Poster Prize」にふさわしいと認められました。

* 近赤外広帯域光源とは・・・生体への透過率が高く非破壊測定に適した近赤外光の特徴と、広帯域で多波長の情報を一括で取得できるという特徴を併せ持った光源