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2015.01.27

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久保田進彦教授(経営学部)ゼミの学生チームが「天然ガストラックマーケティングコンテスト」で3位に入賞

久保田進彦教授(経営学部)ゼミの学生チーム(メンバー:前田里菜さん、鈴木真生さん、寄主奈美さん 3名とも経営・マーケティング学科4年)の提案が、2014年11月29日(土)に開催された「天然ガストラックマーケティングコンテスト」(主催:日本マーケティング協会、協賛:日本ガス協会)において、3位に入賞しました。
同コンテストは、学生の豊かな発想や創造力を活かし、形にすることを目的に初めて実施されたもので、第一次審査(書類審査)が行われた後、上位6チームによるプレゼンテーション(最終審査)が行われ、入賞プランが選出されるというものです。

今回は、課題として「多くのメリットを持つ天然ガストラックを日本において普及させるための効果的なマーケティング戦略の立案」が示され、全国の大学・大学院から36チームの応募がありました。
久保田ゼミチームの提案は、「擬人化による天然ガストラック普及プロモーション案」です。
同チームは、環境汚染の原因物質の排出が少なく、環境にやさしい天然ガストラックの普及が進まない原因を導入のメリット・デメリットを含めて詳細に調査し、その結果、天然ガストラック車両の普及を促進させるためには「価格が高額である」「厳しい規制が存在する」等のデメリットを感じさせにくくする戦略をとることが望ましいと考えました。そして、マーケティング研究の先行研究(モノを擬人化させることで、そのモノに良い評価を持ち易くし、修理して大切に使う)を踏まえて、リースや実証走行実験に使う車両を「擬人化(名付け)」することを提案。擬人化によって「W-ECO(天然ガストラック導入に対するデメリットの意識を和らげて導入を促進させることで環境への配慮(Ecology)と企業の利益(Economy)を両立させる)」を実現し、この取り組みを広報していくことで天然ガストラックの認知度と企業のCSR効果を向上させ、より一層天然ガストラックの導入を促すことを提示しました。

久保田ゼミチームの提案は、天然ガストラックが置かれている現状をよく分析したうえで実施効果と実現可能性の高い提案をしたこと、さらに提案内容が、マーケティング研究の研究成果を踏まえた独創性の高いものであること等が高く評価され、3位入賞にいたりました。