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「第2回広告学会関東部会学生広告論文賞」で経営学部の学生4チームが入賞

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2015.2.2

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「第2回広告学会関東部会学生広告論文賞」で経営学部の学生4チームが入賞

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「第2回広告学会関東部会学生広告論文賞」(主催:日本広告学会関東部会)において、経営学部の学生4チームの論文が「金賞(1位)」「銀賞(2位)」「銅賞(3位)」「佳作(4位)」に入賞しました。
同論文賞は、大学生による広告研究を奨励し、広告研究および広告実務に携わることを志す大学生を育成することを目的に設けられたもので、2回目となる今回は、課題として「大学生に対する広告効果」が示されました。
今回の同論文賞には、17件の応募があり、「金賞」「銀賞」「銅賞」各1件、佳作2件が選ばれました。入賞した4チームの論文は、「独創的な研究であるか」「論理的に議論が展開されているか」「適切な分析・検証方法が用いられているか」をはじめとした、9つの評価基準にもとづく審査の結果、各賞にふさわしいと認められました。

受賞チームのメンバー、論文タイトル、概要は以下のとおりです。

【 金賞 】

 

佐久間梓さん、小林紗也加さん、宮田潤さん、山田偉久さん
(マーケティング学科および経営学科3年 久保田進彦教授ゼミ所属)

 

論文タイトル:
「CSR広告に対する原因帰属が大学生に及ぼす影響」

 

概要:
CSR(企業の社会的責任)を訴求する広告が、3つの集団(就職活動中の大学生、経営学部に所属する学生、大学生全体のそれぞれの集団)それぞれの「就職意向」「製品およびサービスへの感情」にどのように影響するかを4つの原因帰属*(戦略的、利己的、価値主導、ステークホルダー主導)から検討にした。アンケート調査を実施し、収集したデータを統計解析した結果、経営学部生であるか(つまり経営学を学んでいるか)、および就職活動を経験したことがあるかによって、4つの原因帰属が、製品やサービスへの態度および当該企業への就職意向に及ぼす影響が異なることが明らかになった。

* 原因帰属・・・行動の結果の原因をどこに求めるのか

 

【 銀賞 】

 

 

亀山大樹さん、五十嵐怜さん、佐藤真紀さん
(3名ともマーケティング学科3年 久保田進彦教授ゼミ所属)

 

論文タイトル:
「『限定』広告キャンペーンが引き起こす大学生の敵意 ―オウンドメディアと心理的リアクタンスに着目して―」

 

概要:
今日注目されているオウンドメディア(ウェブサイトやSNSのアカウントなどの自社保有メディア)を使った広告キャンペーンが、実際には消費者に「敵意」を抱かせ、企業への態度を悪化させる可能性があることを、心理的リアクタンス(選択の自由が外部から脅かされた時に自由を回復しようとする反発作用)の観点から明らかにしようとした。日々、膨大な選択肢に囲まれている現代の大学生は、限定広告キャンペーンに触れると自由を脅かされたように感じ、結果として企業への態度を悪化させるという仮説を立てアンケート調査を行い、この考えを検証した。

 

【 銅賞 】

 

保田彩見さん、太田啓斗さん、日下田吉隆さん、中山あずささん
(4名ともマーケティング学科4年 芳賀康浩教授ゼミ所属)

 

論文タイトル:
「LINEのブロックはなぜ起こるのか」

 

概要:
大多数の大学生が利用している「LINE」に、多くの企業が自社の公式アカウントを使って広告を出しているが、そのほとんどがブロックされているという実態に注目。企業が発信している様々なタイプのLINE広告に対するユーザーの反応実態を調査した上で、企業アカウントの友だち追加目的によってブロック率が異なるという仮説を設定し、調査によって検証した。その結果、スタンプ目的の友だち追加はブロック率が高く、その後のコミュニケーションに役立っていないことが示唆された。また、ブランドや企業に対する態度と公式アカウントへの接触との関連についての考察から、効果的なLINE広告のあり方を提案した。

 

【 佳作 】

 

岡田朋さん、磯村亮太朗さん、鯉渕正行さん
(3名とも経営学科4年 久保田進彦教授ゼミ所属)

 

論文タイトル:
「ファッション製品における普及情報の提示効果 ~バンドワゴン志向・スノッブ志向の観点から~」

 

概要:
同チームは、大学生を「バンドワゴン志向」(同じ商品を持っている人が多いほどその商品をほしいと思う)と「スノッブ志向」(同じ商品を持っている人が多いほどその商品を欲しくないと思う)にわけた上で、それぞれの志向を持つ人の心理的特徴と購買意図の関係を研究した。「ある商品を持っている人の多さ」と「ある商品を知っている人の多さ」という2つの視点を組み込み、それぞれの志向に対して、どのような広告表現がより強く訴求するかを検討した。アンケート調査から得られたデータを分析した結果、スノッブ志向の強い人には、所有度や知名度の低さを訴求する広告の方が有効、バンドワゴン志向の人には、不安が生じやすい時期(新しい環境になった時)に人気商品等の情報を広告キャンペーンにおいて強く訴求することが有効であることが明らかになった。