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「情報処理学会 第78回全国大会」で理工学部情報テクノロジー学科の学生11名が「学生奨励賞」を受賞

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2016.4.7

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「情報処理学会 第78回全国大会」で理工学部情報テクノロジー学科の学生11名が「学生奨励賞」を受賞

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2016年3月10日(木)~12日(土)、慶應義塾大学矢上キャンパスで開催された「情報処理学会 第78回全国大会」において、理工学部情報テクノロジー学科の学生11名の研究発表が「学生奨励賞」を受賞しました。

同賞は、情報処理学会が年1回開催する全国大会の学生発表(対象:学部・博士前期課程所属学生)で、当該研究分野を専門とする審査員による評価の結果、優秀と認められる研究発表をおこなった学生に贈られるものです。今大会では1,212件の研究発表が行われ、うち257件に同賞が贈られました。

受賞者、論文タイトル、研究概要は以下のとおりです(学年は当時)。

 氏名(所属) 小林 祐斗さん(理工学部情報テクノロジー学科4年、戸辺 義人教授研究室所属)
 発表論文タイトル 通信トラヒックを考慮した可動式無線LANアクセスポイントの提案」
 研究概要 建物の中でのWiFiアクセスポイントの過度な配置により、電波干渉の影響でWiFiクライアント端末のデータ通信効率が落ちていることが考えられる。この問題に対してこの研究では、WiFiアクセスポイント自体を最適な位置に動かすことによってクライアント端末のデータ通信効率を最大化させるシステムを提案し、本論文では、可動式WiFiアクセスポイントの設計、実装、システムの評価結果を述べた。
氏名(所属) 大山芽依さん(理工学部情報テクノロジー学科4年、鷲見 和彦教授研究室所属)
発表論文タイトル 「大規模データベースによるモデルフィッティングを用いた人物の姿勢と体型の推定」
研究概要 近年、実際に衣服を着ることなく試着が可能な仮想試着が注目されているが、衣服を着たままのシステム利用者の画像のみからでは、実際の試着で重要なフィット感を再現することは難しい。これに対してこの研究では、仮想試着のフィット感を向上させるため、体型モデルとモーションデータから大規模なデータベースを構築し、衣服を着た人物画像から様々な姿勢や体型に対する体型モデルを自動で復元する手法を提案した。
氏名(所属) 山田花穂さん(理工学部情報テクノロジー学科4年、鷲見 和彦教授研究室所属)
発表論文タイトル 「集団検出のためのジェスチャーコミュニケーションの認識」
研究概要 動画像からの集団検出、集団の中での人物の役割や関係性の推定は、デジタルサイネージのより良い情報発信に応用できる。一方、集団検出の重要な手がかりとなる身振り手振りなどのジェスチャー行為といった他人とのインタラクション情報を映像から検出する手法は未だ確立されていない。そのため、この研究では、従来の身体のパーツを抽出する手法に、時間軸方向の特徴量を加えて、集団で行動している人物が頻繁に行うジェスチャーを検出する手法を提案した。
氏名(所属) 萬 絵さん(理工学部情報テクノロジー学科4年、LOPEZ,Guillaume准教授研究室所属)
発表論文タイトル 「ボールジャグリング動作上達のための特徴抽出の検討」
研究概要 ジャグリングは近年、スポーツとしても楽しまれているが、初級者がジャグリングをすることは、基本的な動きであっても難しい。この研究では、初級者のジャグリング動作の上達を支援するシステムを実現するため、初級者と上級者のジャグリング時の動きを解析し、両者の動作を分類する上で重要な動きの特徴を特定することで、システムが支援すべき点を明確にした。
氏名(所属)

苅宿 航太さん(理工学部情報テクノロジー学科4年、DÜRST, Martin J.教授研究室所属)

発表論文タイトル 「訳文への自動置き換えによる Web アプリケーションの国際化方法の改善」
研究概要 現在、Ruby on Rails などの多くの Web アプリケーション開発用フレームワークでは、ユーザの言語に応じた語句をアプリケーション開発者が明示する必要があり、アプリケーションを完全に国際化する場合、開発者の負担が大きい。この研究では、Ruby on Rails 上で文字列や日付などを自動で該当する地域の表記に置き換える国際化対応を提案、実装し、既存の手法と比較して評価した。
氏名(所属) 佐藤 友基さん(理工学研究科博士前期課程(知能情報コース)2年、小宮山 摂教授研究室所属)
発表論文タイトル 「スマートテレビのユーザインターフェースに関する研究」
研究概要 現在のスマートテレビにおいては、テレビリモコンを用いてテレビ以外のサービス、アプリケーションにアクセスすることは利用者にとって簡単ではない。この問題を解決するためにこの研究では、予備調査で示された「スクロールが必要ないページサイズにする」などの改善要素を取り入れたスマートテレビに最適化したウェブサイトを構築し、従来のウェブサイトとの比較実験を通して、スマートテレビに最適なウェブサイトのデザインやサイト構造を明らかにした。
氏名(所属) 伊東 聖矢さん(理工学部情報テクノロジー学科4年、鷲見 和彦教授研究室所属)
発表論文タイトル 「三次元再構成のための画像データ収集におけるオンライン欠損検出」
研究概要 無人航空機により撮影された多視点画像からの屋外シーンの三次元再構成では、対象シーンを撮影しながら同時に三次元再構成を行うオンラインStructure from Motion(SfM)により、撮影者は復元結果から欠損領域を特定し、撮影にフィードバックすることができる。この研究では、画像データ収集のさらなる効率化のために、オンラインSfMによる復元結果と取得した画像のエッジ情報から欠損領域を自動的に検出する手法を提案した。
氏名(所属) 田中 達也さん(理工学部情報テクノロジー学科4年、DÜRST, Martin J.教授研究室所属)
発表論文タイトル 「Ruby 用トレーシング実行時コンパイラの実装」
研究概要 この研究では、処理速度が課題になっているオブジェクト指向スクリプト言語Ruby の既存処理系の高速化を目的として、実行中に記録した命令の動的コンパイルを行うトレーシング実行時コンパイラを開発した。実装したコンパイラは、Rubyが生成したバイトコードのうち実行した部分の命令と引数を記録し、繰り返し実行されている区画を検出、最適化後、機械語に変換するものであり、ベンチマークプログラムを用いて、その実行時間を評価した。
氏名(所属) 中川 千拡さん(理工学部情報テクノロジー学科4年、DÜRST, Martin J.教授研究室所属)
発表論文タイトル 「視線情報と音声情報を組み合わせたWebブラウジング用インタフェースの提案と実装」
研究概要 この研究では、これまで単独で用いられてきたユーザの視線情報と音声情報を組み合わせた、 Web ブラウジング時の新しい入力方法を提案した。具体的には、視線追跡装置と音声認識ソフトウェアからなるマルチモーダルインタフェースにより、スクロール、ページ遷移、文字入力においてマウスとキーボードを用いないタッチレスな入力システムを開発し、実験用の Web ページにおいてマウスとキーボードによる入力と提案手法による入力の操作速度や使い易さなどを比較した。
氏名(所属) 鳥羽瀬 寛子さん(理工学部情報テクノロジー学科4年、LOPEZ,Guillaume准教授研究室所属)
発表論文タイトル 「情動の可視化が自身と周囲へ与える影響 ~主観と生理指標による検証~」
研究概要 複数人がいる環境での作業時には、他者の存在・状況が作業に影響を及ぼすと考えられる。特に自身や他者の情動の状態が把握できた際には強く影響を受ける。具体的には、情動の可視化による快・不快の伝搬、自身の不快の情動の抑制などが生じると考えられる。これらを明らかにするためにこの研究では、耳朶に装着した脈波センサにより情動を認識し、プロジェクタにより情動の状態を可視化した際の自身や他者の作業への影響を調査した。
氏名(所属) 神崎 達実さん(理工学部情報テクノロジー学科4年、LOPEZ,Guillaume准教授研究室所属)
発表論文タイトル 「複数人に対する同時個別提示を可能にする動作同期を用いた情報提示手法」
研究概要 近年、大型ディスプレイを用いたデジタルサイネージが普及しつつあるが、多くの情報が1つのディスプレイに表示されるため、情報取得者が自身に必要な情報をすぐに認識することは難しい。この問題に対してこの研究では、携帯端末もしくはスマートウォッチの加速度センサを用いて情報取得者の動作を認識し、認識したタイミングに合わせてデジタルサイネージ内のコンテンツを動かすことで、自身が必要とする情報を取得者に見つけさせる手法を提案した。