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西村加奈子さん(理工学部化学・生命科学科)が第26回小型魚類研究会で「最優秀発表賞」を受賞

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2020.12.16

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西村加奈子さん(理工学部化学・生命科学科)が第26回小型魚類研究会で「最優秀発表賞」を受賞

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西村加奈子さん(理工学部化学・生命科学科4年、平田普三教授研究室(脳科学研究室))は、2020年11月20日(金)~21日(土)にZoomを使ったオンライン会議形式で開催された第26回小型魚類研究会で、ゼブラフィッシュという熱帯魚の性別決定に関する口頭発表を英語で行い、最優秀発表賞を受賞しました。

小型魚類研究会はメダカやゼブラフィッシュなどの小型魚類、ならびに他の水生動物を用いた基礎研究から医学・産業応用、環境保全まで幅広い領域における最新情報の共有を図る学術集会で、英語を公用言語として毎年開催されています。

ヒトを含む哺乳動物の性別はY染色体の有無という遺伝的要因だけで決まります。一方、爬虫類の性別は胚期(孵化(ふか)前)の水温に、魚類の性別は仔魚(しぎょ)期の栄養状態に左右され、遺伝的要因以外に環境要因が重要であることがわかっていますが、その分子実体はいまだに不明です。

本研究で西村さんは、遺伝子発現データを大量取得するRNA-Seqという技術を用いて、性決定過程にあるゼブラフィッシュを遺伝子発現プロファイルに基づいて雌になる個体と雄になる個体に分類する手法を構築し、環境要因で発現が左右され、性決定に関わりうる遺伝子の候補を見つけました。

西村さんの発表は、研究成果の秀逸さと将来性に加え、見やすいスライドデザインと分かりやすい説明が審査員から高く評価され、大学院生や博士研究員も数多発表するなか、本賞に選ばれました。