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2016.10.05

TITLE

理工学部 科学・技術セミナー 第4回

「希土類を含む分子性発光体設計」

日時 2016年10月5日(水) 13:30~16:30 (受付13:00~)
場所 青山学院大学 相模原キャンパス F棟

(詳細は当日F棟入口の掲示にてご確認ください)

 

 

会場へのアクセスはこちら

受講料 20,000円
定員 50名
講演者等 主催: 青山学院大学理工学部

 

講師: 長谷川 美貴(理工学部化学・生命科学科教授)

お申し込み方法 ウェブサイトからのお申し込み

 

 

※お申し込みは終了しました。

NOTE
  • 青山学院大学理工学部 科学・技術セミナー(第4回) 概要

    講師: 長谷川 美貴(理工学部化学・生命科学科教授)

    テーマ: 「希土類を含む分子性発光体設計」

    希土類はレアアースやレアメタルとして近年新聞やニュースをにぎわせている素材群です。科学的にはランタノイドを中心とした約15種の元素群を指しますが、その独自の特性を生かし、私たちの生活を豊かにする材料に組み込まれています。分子性の材料は、固体状態だけでなく、溶液中でも機能を発揮するため、溶剤との親和性や、両親媒性による薄膜化など、集合化がもたらす機能発現も注目されています。ここでは、希土類を含む発光体の開発を視野に、その基礎から分子設計を中心に講義します。また、最新の研究についてもいくつか紹介いたします。

    内容:
    1. 希土類とは何か
      希土類の電子配置
      希土類の電子配置による磁性・発光特性
      希土類の発光体開発の歴史
      なぜ分子に希土類を組み込むのか
      希土類を含む実用化された材料の例
    2. 分子性の希土類発光体設計のポイント
      分子内エネルギー移動のメカニズム
      分子性希土類発光体における有機分子の役割
      集合化による特異な発光発現の例
    3. 分子性希土類発光体のトピックス