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2021.07.21
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経済学部が「VR/AIを活用した先端英語教育」のパイロットプロジェクトを開始
経済学部 共通教育・外国語科目では、EdTech (Education & Technology) による新しい英語教育を提案するため、「VR/AIを活用した先端英語教育」のパイロットプロジェクト(共同責任者:山本真司教授、佐竹由帆准教授、小張敬之名誉教授)を今年5月から開始しました。
最新のVRゴーグルとAIスピーカーを活用したVR没入型英語学習により、VRプロジェクト参加学生約100名(実験群60名;統制群40名)の実践的な英語能力や学習意欲がどのように上昇するか定量的・定性的に検証します。実験群の学生は6月から8か月間、同年代のキリスト教ボランティアのアメリカ人オペレーターによるタスクラーニングVRレッスンを、自宅や大学で所定の回数受講し、英語の聞き取りや会話練習用に自宅でAIスピーカーを日常的に活用します。
参加学生は全員、英語スピーキング(OPIc)のプレ・ポストテストを受験し、さらに毎月TOEICミニ・フルテスト(ATR CALL BRIX)を受験します。また、実験群の学生に実施する「英語力と異文化感受性に関するアンケート」は、英語力の伸びや留学意欲の意識変化を調査分析し、「VRおよびAI学習アンケート」では、詳細な学習履歴や反応を記録分析します。
青山学院大学の外国語教育は、国内の大学のなかでも早くからCALL教室やICTを活用したアクティブラーニング方式を導入してきました。この「VR/AIを活用した先端英語教育」は、2020年6月から始まった大学教育のDXを推進する産学官連携プロジェクト「スキームD(Scheem-D)」の主旨とも親和性の高いプロジェクトであり、「With コロナ / After コロナ時代の大学教育の創造」を実現するための試みの一環と捉えています。
Scheem-D(スキーム・ディー)は、大学(短期大学及び高等専門学校を含む。)の教育、とりわけ授業に焦点をあて、デジタル技術を上手に活用した特色ある優れた教育取組のアイデアを、大学教員やデジタル技術者(企業)が協働で、教育現場で実践、試行錯誤、普及・実装していく取組です。学修者本位の大学教育を実現するため、サイバーとフィジカルを上手に組み合わせて授業の価値を最大化する、「大学教育のデジタライゼーション」を目指します。