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2022.03.22

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『AGUフューチャーイーグルプロジェクト』 ワークショップを開催しました

 青山学院大学は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の事業「次世代研究者挑戦的研究プログラム※」の助成を受け、2021年度~2025年度(予定)の期間、我が国の将来を担う、優秀で志ある博士後期課程学生が研究に専念できる環境の整備と支援を行う『AGUフューチャーイーグルプロジェクト(以下、AGU-FEP)』に取り組んでいます。

 2022年3月11日(金)~12日(土)に国際学会等でのプレゼンテーションスキル向上を目的としたワークショップが青山キャンパス17310教室で行われ、2021年度AGU-FEP奨励学生に採択された博士後期課程の学生10名(1年次生5名、2年次生5名)が参加しました。

 ワークショップ1日目は、自身の研究課題を英語でプレゼンテーションした後、ネイティブスピーカーの講師とプロジェクトメンバーからアドバイスを受け、パワーポイントの構成やパフォーマンスをブラッシュアップしていく方式で進められました。奨励学生10名の研究分野は多岐にわたりますが、「異分野の人間にも理解できるように」として課された一人ひとりのプレゼンテーションを題材として、文理の垣根を越えて英語による積極的な意見交換が行われました。

 2日目には、AGU-FEPを統括する黄晋二教授(理工学部)から事業概要の説明後、稲積宏誠副学長と小西範幸副学長より奨励学生に向けた激励のメッセージがありました。
続いて外部有識者としてAGU-FEPに参画する大石英生氏(JERA監査役)、内田裕久氏(東海大学特別栄誉教授・アジアサイエンスパーク名誉会長)による講演があり、奨励学生と講演者の間で活発な質疑応答が行われました。
最後にAGU-FEPに携わる先生方を前に奨励学生達は、1日目の指導をうけてブラッシュアップしたプレゼンテーションを行いました。指導した講師からは、「初日の発表と比べ、プレゼンテーションの構成はもとより聴衆とのコミュニケーションの点からも大きな成長が見られた」との講評がありました。
今回のワークショップでは、AGU-FEPが目指す人材像の能力のうち「国際感覚」、「タフネス」、「トランスファラブルスキル」をトレーニングする機会となりました。

 AGU-FEPでは、既存の博士後期課程学生支援制度を併用しつつ、短期留学(海外の研究施設への派遣等)、博士課程学生に特化したインターンシップ、副指導教員の配置など個々人が将来なりたい人物像に合わせたきめ細かい支援を行っています。
※参考:JSTウェブサイト https://www.jst.go.jp/jisedai/outline/index.html

〈お問合せ〉
AGUフューチャーイーグルプロジェクト事務局
Email:agu-fep@aoyamagakuin.jp