TOP

EVENT

SCHEDULED

2023.07.19

TITLE

第21回 青山学院「会計サミット」

「新しい公会計と会計プロフェッション」

本サミットの趣旨

青山学院「会計サミット」は、会計に関する最新の課題を取り上げて、当該課題に関する専門家の講演や討論を通じて、会計専門職大学院である本研究科の大学院生に学びの機会を提供するとともに、広く社会へ発信を行うという本研究科の社会貢献の一環として開催しています。

今年度は、近時の公会計分野の新たな展開に焦点を当て、「新しい公会計と会計プロフェッション」をテーマに開催します。公会計分野は、国レベルでは、2013年より開始された「国の財務書類」の公表が継続されていますが、近時の財政規律の弛緩の中でより一層会計の役割が期待されています。また、地方公共団体では、以前より東京都が発生主義・複式簿記に基づく会計制度を実施してきましたが、2019年8月に総務省が公表した「地方公会計マニュアル」を機に「新地方公会計制度」として多くの団体で会計制度の見直しが進められています。

一方、国内への導入が議論されている国際公会計基準(IPSAS)では、すでに企業会計同様にサステナビリティが重要なテーマとなってきています。実際、国内の地方公共団体の中には、サステナビリティ報告や統合報告を行ってきている団体もあります。公会計は、今後一層企業会計の動向を取り入れつつ、新たな展開を見せていくものと思われます。なお、今年6月には、比較国際公会計学会(CIGAR)の大会「CIGAR 2023 CONFERENCE TOKYO」が、アジア初開催として東京で開催される予定となっています。
こうした公会計分野の議論の高まりの中、今年度の会計サミットでは、第一部 特別講演として、国際公会計基準審議会(IPSASB)のボードメンバーである小林麻理氏に IPSAS の動向とそれを踏まえての国内の公会計の問題についてご講演いただきます。また、パネル討論会では、非営利会計及び非営利組織における統合報告についての研究者、IPSAS に精通した会計プロフェッション、及び学校法人で統合報告書を作成されているご担当者にご登壇いただき、それぞれの立場から議論していただきます。

日時 2023年7月19日(水)14:00 開演(13:30 開場)
会場 青山学院大学 青山キャンパス 17号館6階 本多記念国際会議場
※一般参加の方は、リモート形式(Zoom)での参加となります。
 参加申込後に、Zoom用のIDおよびパスコードをメールでお送りします。
参加費 無料
※要事前登録
申込方法 「>」をクリックして、リンク先からお申込みください。

※リンク先をご覧になれない場合
 「第21回青山学院『会計サミット』参加希望」、①お名前、②ご所属又はご職業、③メールアドレス(必須)をご記入の上、本ページ下部「お問い合わせ先」に記載の住所宛てに郵送してください。
主催 青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科
青山学院大学大学院会計プロフェッション研究センター
進行プログラム
司会 大城隼人特任准教授(青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科)
開会挨拶 山口直也教授(青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科長)
第一部 特別講演(14:05~14:55) 「IPSASとわが国の公会計―IPSASが目指す公会計とわが国の課題―」
小林麻理教授(早稲田大学大学院政治学研究科)
― 休憩(14:55~15:10) ―
第二部 パネル討論会(15:10~17:10)
「新しい公会計と会計プロフェッション」
<パネリスト>
古庄修教授(青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科)
内山哲彦教授(青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科)
蕗谷竹生氏(日本公認会計士協会 研究員/公認会計士/IPSASBテクニカルアドバイザー)
青木志帆氏(東京大学財務部 決算課長/財務経営本部 財務経営マネジメント部門長/IRデータ室 副室長)

<モデレータ>
柴健次教授(関西大学大学院会計研究科)
閉会挨拶 小林裕明教授(青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科)

関連情報

CONTACT

  • お問い合わせ先

    青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科 合同研究室
    担当:江田

    〒150-8366
    東京都渋谷区渋谷4-4-25
    青山学院大学16号館合同研究室 会計サミット担当

  • TEL / MAIL

    03-3409-6047

  • 受付時間

    月~金
    9:00~21:00