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2024.10.11
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【理工学部】<長谷川美貴研究室×神奈川県立青少年センター科学部>「カナラボ」を相模原キャンパスで開催

2024年9月28日(土)、理工学部が神奈川県立青少年センター科学部と協力し、相模原キャンパスで「カナラボ」を開催しました。「カナラボ」は、神奈川県内在住または在学の高校生を対象として、大学等で行っている高度な科学研究の一部を体験する取り組みです。今回は青山学院大学で開催し、長谷川美貴教授(理工学部 化学・生命科学科)の協力により、神奈川県内の高校生が相模原キャンパスで「レアアースを光らせよう!」と題した企画で実験と模擬講義を体験しました。


実施内容
レアアースイオンとphenと呼ばれる有機分子をアルコール中で混合させ、白色の粉を沈殿させ、これにブラックライト(紫外線)を当てて赤色や緑色に発光させました。これはそれぞれユウロピウム(Eu)とテルビウム(Tb)というレアアースの特色です。当日は、研究用の特殊な装置で発光の色を測定し、最後に教室でその原理を学ぶ機会を提供しました。
神奈川県立青少年センター科学部の皆さまと長谷川研究室所属の大学院生の協力により、高校生がより一層科学の楽しさに触れる瞬間を作ることができました。

参加した高校生からの声
●「EuやTbを光らせる実験を体験しました。とてもきれいな色に発光していて感動した。」
●「お札には、色々な技巧が組まれていることは知っていたが、実際に見たことはなかったので面白かった。」
●「最初から最後まで初めて見ること、知ることだらけで楽しかった。」
長谷川美貴教授(理工学部 化学・生命科学科)からのコメント
実験の醍醐味である、自身の手の中で起こる事柄への感動とその仕組みや原理を知る新たな発見がたくさんある3時間半でした。高校生のキラキラしたまなざしを見て、理工系分野への興味を持ってくれたことを確信しました。私も、そして手伝ってくれた大学院生の大野礼雄さん、藤井駿さん(ともに理工学研究科 理工学専攻 化学コース 博士後期課程1年)、早内大介さん(理工学研究科 理工学専攻 化学コース 博士前期課程2年)も一緒に初心に返り、わくわくしてレアアースの発光の様子を眺めることができました。高校生が真剣に取り組み、新たな発見に喜ぶ様子を見て元気をもらいました。理工学部でお待ちしています!