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NEWS(スポーツの活躍)

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2024.01.02

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【陸上競技部】陸上競技部(長距離ブロック)が「第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」で往路新記録、2年ぶり6回目の往路優勝

2024年1月2日(火)、「第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」が開催され、往路5区間107.5Kmにおいて、本学陸上競技部(長距離ブロック)は、「負けてたまるか大作戦」のもと、往路新記録の5時間18分13秒でゴールし、第100回箱根駅伝で、2年ぶり6回目の往路優勝を果たしました。

今年で100回目を迎える同大会は、大学三大駅伝(箱根駅伝、全日本大学駅伝、出雲駅伝)のひとつであり、東京・読売新聞社前~箱根・芦ノ湖間を往路5区間(107.5Km)、復路5区間(109.6Km)の合計10区間(217.1Km)で競われる、学生長距離界最長の駅伝競走です。

史上最多の23校が出場する今大会では、本学応援団やチアリーディング部も駆けつけ、学生・教職員・校友の皆さんが心を一つにして、第100回箱根駅伝優勝に向けて応援しました。

今年で監督就任20年目を迎える原監督の掲げた「負けてたまるか大作戦」のもと、1区では初めての箱根駅伝出場となった荒巻朋熙選手(コミュニティ人間科学部2年)がトップと36秒差の第9位でタスキを渡すと、各校のエースが集う花の2区で黒田朝日選手(地球社会共生学部2年)が14km過ぎで第3位、20km過ぎでは第2位に追いつき、第9位から第2位への7人抜き、そして区間賞の素晴らしい走りで、トップとの差を22秒まで縮め、第2位でタスキを繋ぎます。続く3区では太田蒼生選手(コミュニティ人間科学部3年)が7km付近でトップに追いつき、14km手前で第1位を抜くと、15km手前で再び横並びに。18km過ぎでは、かけていたサングラスを頭の上に乗せ、ラストスパートでトップに、そのまま第2位との差を徐々に広げ、59分47秒の記録で、日本人選手史上初の3区1時間切りを達成し、区間賞を獲得。第1位で4区にタスキを繋げました。雨が降る中、タスキを受け取った箱根駅伝4年連続出場の佐藤一世選手(総合文化政策学部4年)が今季の不調を乗り越え、4年間の集大成となる今大会の4区を第1位でスタート。序盤からハイペースで第2位との差を9km過ぎで41秒、15km過ぎでは1分2秒に広げました。雨にも負けず、第1位、そして4区歴代7位の記録でタスキを繋ぎ、2区と3区に続き、区間賞を獲得。4年間の集大成となる大激走で、第2位との差を1分27秒まで一気に広げました。往路最後を飾る5区では、若林宏樹選手(地球社会共生学部3年)が、昨年体調不良により欠場となった5区でリベンジに挑みました。第82回大会以来の雨天での5区では、区間新記録の走りで第2位との差を2分38秒に広げ、5時間18分13秒でゴールし、第100回箱根駅伝で、2区から4区まで区間賞を獲得、往路新記録で2年ぶり6回目の往路優勝を果たしました。

応援してくださった方々に心より御礼申し上げます。

明日は第2位と2分38秒差のスタートで、第100回箱根駅伝復路優勝、そして総合優勝に向けて、箱根路を駆け抜けます。皆さまからの声援が、走っている選手たちに元気と力をもたらしますので、明日の復路も引き続き、熱い応援をよろしくお願いいたします。

監督・選手からのコメント

原晋監督

まずはじめに、昨日の能登半島地震で、被災されている方が多くいらっしゃる状況での開催に感謝いたします。そして、駒澤大学一強といわれる中、負けてたまるか大作戦。1年間学生が頑張ってきた、魂のある走りを学生が見せてくれた。明日も自信をもって輝いて走ってほしい。

1区 荒巻朋熙選手(コミュニティ人間科学部2年)

20秒差以内でタスキを渡すことを目標としていた。
最後の2kmは苦しい中でも、今まで支えてくれた4年生を思い出して粘ることができた。

<区間賞> 2区 黒田朝日選手(地球社会共生学部2年)

前だけを追っていた。ラスト3kmの登りもしっかり走ることができて、理想の走りができた。
次の3区に1秒でも縮めてタスキを渡したいと思った。
記録を狙っていたわけではないが、近藤さんの記録を抜いて区間賞をとれてよかった。

<区間賞> 3区 太田蒼生選手(コミュニティ人間科学部3年)

1、2区の後輩たちがいい位置でつないでくれた。前半で追いついて、後半はついていこうというレースプラン通り走り、競り合いもすごく楽しんで走れた。きつさはあったが、1位でつなぎたいと思い、「負けてたまるか大作戦」の通りの気持ちで走ることができた。タイムとしても1時間を切る目標を達成できて良かった。

<区間賞> 4区 佐藤一世選手(総合文化政策学部4年)

12月に体調を崩して、精神的にも折れかけていた中、同期の支えで乗り越えることができた。
最後の箱根ということで、全力を出し切り、目標としていた区間賞をとることができてよかった。

<区間新記録> 5区 若林宏樹選手(地球社会共生学部3年)

雨の中のレースで寒かったが、皆さんの応援のおかげで走ることができた。
昨年体調不良で迷惑をかけたので、挽回することを意識してきて、良いタイムで走り切ることができて良かった。

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