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2025.01.10
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「2024年度 体育会総会」を開催
2024年12月18日(水)、青山キャンパス ガウチャー記念礼拝堂にて「2024年度 体育会総会」を開催しました。
体育会51部会の所属学生が出席し、校旗・体育会旗入場ののち、稲積宏誠学長、井田尚学生生活センター長(文学部 フランス文学科教授)、井上直子体育会長(教育人間科学部 教育学科教授)から挨拶があり、2024年の体育会活動を締めくくるとともに、さらなる発展と活躍を誓いました。
また、今年度活躍した体育会部会の代表として、全日本バレーボール大学女子選手権大会(全日本インカレ)において、準優勝を果たしたバレーボール部(女子)主将の谷島花虹さん(経営学部 経営学科4年)が、4年間を振り返って、今までの活動やバレーボールへの思いを語りました。 続いて、体育会部会の活動を支えている体育会学生本部の本部長である中井川隼人さん(国際政治経済学部 国際政治学科4年)が、今年度の各部会の活躍を報告するとともに、選手だけでなくチームを支えている多くの人たちへの感謝の気持ちを伝え、後輩たちにエールを送りました。 そして、応援団団長の石川陽大さん(法学部 法学科4年)の挨拶のあと、体育会学生本部の新役員が紹介され、2025年度の体育会学生本部長の樋口礼恩さん(総合文化政策学部 総合文化政策学科3年)が挨拶を行いました。
最後に全員でカレッジソングを歌った後、校旗・体育会旗が退場し、閉会となりました。
体育会部会代表 メッセージ
谷島花虹さん(バレーボール部(女子)主将/経営学部 経営学科4年)
私は13年前バレーボールに出会い、本学に入学し、体育会女子バレーボール部に入部しました。そして最高の仲間に囲まれて、4年間過ごした体育会女子バレーボール部を引退しました。 体育会代表として、4年間の体育会活動を振り返るとともに、バレーボールを通して学んだことが3つあります。
まず一つは、常に目的を持ち続けるということです。
私は入学当時、とてもマイナス思考でした。自分を他の誰かと比較して焦りを感じたり、本当はこうなりたい、でも自分なんか、というマイナスな気持ちが常に心の奥にある状態でした。 そんな私に監督が教えてくれたことは、「今できるかどうかより、大切なのはこの先どうなりたいかということ。本気でなりたいならできるまでやったらいい。」ということです。 監督からアドバイスをいただいたことで、自分が少しずつ変化していったと感じています。
不安や怖さに押し潰されそうになることばかりでしたが、その不安や怖さは、私が成長するために避けては通れない通過点なのだと考えられるようになりました。これをきっかけに、私自身が目指すところに、恐怖や不安が待ち受けている扉があったとしても、自分の手で開けて、足を踏み入れられるようになりました。
二つ目は、正解は探すものではなく、自分で作り出すものだということです。
ちょうど1年前、監督から次期主将の依頼がありました。まさか私が主将を務めるのかと思い、頭が真っ白になったことを鮮明に覚えています。当初は私で大丈夫なのだろうかという気持ちと、歴代の主将を務めた先輩を真似、キャプテンらしさを想像しながら取り組んでいました。そんな私を見て、監督は「誰かの真似をするのではなく、あなたにしかできない、あなたのやり方でやってみてほしい。」とアドバイスしてくださいました。
それから、私にしかできないやり方、このチームだから出せる色を意識し、たくさんのことに挑戦することができるようになりました。
三つ目は、バレーボールの楽しさを実感できたことです。
正直、大学に入学する前はバレーボールを心から楽しめていなかったように感じます。バレーボールを頑張らなければ、私には何も残らない、ここまで支えてくれたたくさんの方に上手くなって恩返しする以外ないと、義務的な気持ちから競技を続けていました。しかし今はバレーボールが大好きだと心から言うことができます。バレーボールは、ボールだけでなく、想いをつなぐことのできるスポーツだということをこのチームで実感しました。 この楽しさに気づけたのも、他のどこでもない、繋がりを大切にする青学のバレーボール部に出会えたからだと思っています。
4年間の体育会活動を振り返り、学んだこともたくさんありましたが、1番の収穫は心から大好きだと思える仲間に、そしてチームに出会えたことです。日本一を目指し、チーム全員で戦い、春リーグ4位、東日本インカレ準優勝、秋リーグ優勝と少しずつ成長を感じられたものの、最後の全日本インカレでは決勝戦敗退でした。 目標を達成することはできず、後悔がないとは言い切れませんが、こんなにも好きになれたこのチーム、大好きな仲間と、最後まで挑戦し続けた時間は私にとって誇りです。
卒業後は、私を支えてくださったたくさんの方々、大好きなチームの仲間たち、家族、なによりも、この青山学院大学に恩返しができるよう、精進してまいります。体育会学生として、たくさんのことに挑戦できる環境を作ってくださった皆さまに心から感謝申し上げます。青山学院体育会学生として、今後活動される皆さんのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
体育会学生本部 代表メッセージ
中井川隼人さん(体育会学生本部長/国際政治経済学部 国際政治学科4年)
私たち体育会学生が、毎日の部活動や勉強に専念し、無事に本日の体育会総会を開催することが出来たのは、たくさんの大学関係者の方々に支援していただいたおかげなのだと改めて実感いたしました。
スポーツといえば、2024年はパリオリンピックが開催されました。本学のOBOGの方々も出場し大いに盛り上がりましたが、それ以上に2024年は青山学院大学の体育会も盛り上がりました。
陸上競技部(長距離ブロック)の箱根駅伝総合優勝に始まり、硬式野球部の4冠達成、バレーボール部女子の全日本インカレ準優勝、ラグビー部の30年ぶりの大学選手権出場と数々の記録を残した年となりました。また、自動車部、山岳部、ボクシング部、陸上競技部(短距離ブロック)でも素晴らしい成績を残しました。
これらの成果は、2020年のコロナ禍によるインターハイの中止や各種活動停止という期間を経て、不完全燃焼に終わった悔しさを胸に本学に入学し、これまで努力を積み重ねてきた結果であると私は確信しています。
その一方で、結果を残すことができずに4年間過ごした人もいるかと思います。しかしながら、皆さんが4年間で苦しみながら挑戦し続けたその後ろ姿は、多くのことを後輩たちに伝えてきているはずです。
これから新しいチームで活動していく下級生の皆さんには、挑戦し続ける学生生活を送ってほしいと思います。活動の中では辛いことや苦しい場面に必ず直面します。その時は自分がレベルアップするチャンスだと思って、諦めずに挑戦を続けてほしいと思います。どんな苦しい時でも、4年間という短い学生スポーツの期間を全力で楽しむことを忘れないでください。
私は、一人一人が青山学院大学への愛校心と体育会学生であるという誇りを胸に、違う部会に所属する仲間も応援し、支えてくださる方への思いやりや感謝の気持ちを忘れずに全力で4年間を駆け抜けてくれることを願っております。
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石川陽大さん(応援団団長/法学部 法学科4年)
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樋口礼恩さん(次期体育会学生本部長/総合文化政策学部 総合文化政策学科3年)