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青山語文(青山語文論文題目一覧:第二十六号〜第五十一号)

青山語文論文題目一覧

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原則的に[論文題目]-[執筆者]の順で並んでおります。

第五十一号
中世勅撰和歌集考―『続千載和歌集』巻七「雑体」をめぐって― 山本 啓介
芥川龍之介「奉教人の死」論―「女の力」をめぐって― 日置 俊次
菊池寛の「大義武士道」と軍国主義 網倉 勲
堀辰雄「聖家族」の装丁について―純粋造本とその行方― 松本 瑞紀
【講演】喪失の悲しみと詩歌―亡子哀傷篇― 藤原 克己
現代語における動詞の移り変わりについて 中川 秀太
川端康成「伊豆の踊子」における省略された主体の解釈をめぐって―文学語用論からのアプローチ― 澤田 淳
『懐風藻』道慈「在唐奉本国皇太子」詩の長屋王説についての再検討 孫 世偉
第五十号
「耳塚」と「耳堂」の史実と伝承 佐伯 眞一
太宰治「走れメロス」論 ―赤い色について― 日置 俊次
森重敏の万葉仮名論は果たして五母音説なのか? 安田 尚道
教科書と放送における標準表記の比較 中川 秀太
石川淳「アルプスの少女」論 ―〈人間性〉をめぐるアレゴリー 帆刈 基生
明治大正期日本作家の嗅覚表現 ―「香ひ」を通して― 唐 銘遠
菊池寛「上意打」に現れた将棋観 ―名人戦構想との共通性― 西井 弥生子
『本朝二十不孝』の登場人物について 藤川 雅恵
第四十九号
文字に聴く『萬葉集』東歌・防人歌のことば―創り出された東国方言― 天野 早紀
『源氏物語』作中歌論の現在―中間報告的覚書― 土方 洋一
『玉藻前物語』考―中国文学との関わりを中心に― 呉 章娣
器物の怪の日中比較 佐藤 みなみ
古典教材としての説話の価値の再検討―南方熊楠の説話学を手掛かりとして― 杉山 和也
泉鏡花『朱日記』における火の表現 大島 瑞月
増野三良とタゴール英詩集 新田 杏奈
体系的知識と断片の美学―谷崎潤一郎「痴人の愛」論 グレゴリー・ケズナジャット
井伏鱒二「山椒魚」論―もっともらしい嘘について― 日置 俊次
国語教科書の萬葉歌における戦前と戦後の連続―自然の歌をめぐって― 佐藤 織衣
東京の固有名アクセントのゆれ 中川 秀太
第四十八号
篠原進教授を送る
篠原進教授略歴及び業績一覧
土方 洋一
「目さむる夏の青み哉」―団水2 最終講義 篠原 進
馬琴と忠臣蔵 大屋 多詠子
織田信長関連資料『當寺御開山御真筆』―「野馬臺詩」「安土山記」との関係から― 島田 大助
『諸国百物語』と浮世草子の関係性―西鶴・鷺水を中心として― 藤川 雅恵
『好色文伝受』伝本と本文批判 大木 京子
『座敷はなし』と夜食時分 藤井 史果
『役者色仕組』試論 宮本 祐規子
『新撰百物語』小考 岡島 由佳
『古事記』序文の構造と論理 矢嶋 泉
『古事記』における「色好み」について―「色好み」の再検討― 竹内 宙明
米国・英国留学体験と水上瀧太郎文学 網倉 勲
芥川龍之介「羅生門」論―下人の太刀について― 日置 俊次
石川淳「おとしばなし」論―「おとしばなし和唐内」を中心に 帆苅 基生
ベトナム戦争と日野啓三―『炎』の意味 安藤 優一
字音形態素のカテゴリー化―接辞を中心にして― 山下 喜代
王昭君は「賢媛」か 大上 正美
第四十七号
廣木一人教授を送る
廣木一人教授略歴
佐伯 真一
梵灯庵の東国下向―「梵灯庵道の記」をめぐって― 廣木 一人
宗尊親王鎌倉歌壇を支える人々―弘長二年の歌合を手懸りとして― 佐藤 智広
「古典」となった『徒然草』― 一七世紀の俳諧を中心に― 松本 麻子
室町期における三席御会 山本 啓介
真福寺本古事記の頭書と下巻天皇記冒頭続柄記事 矢島 泉
戦争下の歌人たちと『萬葉集』―『歌集新日本頌』を通じて〈戦争と萬葉集〉― 小松 靖彦
香りの表象―『源氏物語』梅枝巻における源氏と蛍宮のやりとりをめぐって― 武居 辰幸
『平家物語』における男色 佐伯 真一
心付的付合法の諸相 寺尾 麻里
凡俗の人・団水 篠原 進
水上瀧太郎「精神的主幹」時代の『三田文學』 網倉 勲
「石本検校」の世界―菊池寛の将棋― 西井 弥生子
「玉砕」の桜―アッツ桜とその受容― 内村 文紀
召使いをうたう詩 遠藤 星希
字音形態素「極・超・激・爆」について 山下 喜代
―日本文学科五十周年小特集―
日本文学科創設五十周年を祝って
日本文学科五十周年記念エッセイ
日本文学科五十年のあゆみ
武藤 元昭
第四十六号
真福寺本古事記の平出と闕字 矢嶋 泉
『源氏物語』作中歌のひとつの形態―画賛的和歌をめぐって― 土方 洋一
宗砌の東国下向―梵灯庵・真下満広・木戸孝範に言及しつつ 廣木 一人
北条政村と和歌―鎌倉歌壇における役割― 佐藤 智広
『太平記』の漢楚合戦譚―虞美人の自殺場面の受容について― 山口 翔大
習作期の其磧―二つの大織冠物― 篠原 進
正岡子規論―「瓶にさす藤の花ぶさみじかければ」の歌について― 日置 俊次
「明胆論」に見る嵆康の思惟の原型 大上 正美
唐代伝奇「定婚店」をめぐる一考察 遠藤 星希
日数詞の古形・祖形と沖縄・奄美方言 安田 尚道
タイから見た日本文学 プリーチャーパンヤー・シャヤポーン
『平家物語』翻訳における韻律への挑戦 マイケル・ワトソン
第四十五号
『古事記』における大国主神 竹内 宙明
連歌付合論の修辞法 寺尾 麻里
『武道伝来記』の〈不好容儀〉 篠原 進
『御前於伽』と巷説 岡島 由佳
怪談牡丹燈籠の特徴―繋がれる生者と死者の物語― 藤嶋 ゆかり
宮澤賢治論―「雪渡り」から「やまなし」へ― 日置 俊次
『国体の本義』の思想と久松潜一
―近代における『万葉集』享受の問題として―
高城 円
漢語接尾辞「系・派」について
―人物を表す派生語の分析を中心にして―
山下 喜代
第四十四号
イザナキ・イザナミの神話と小正月の炉端の行事 安田 尚道
種玉庵の所在地 廣木 一人
大岡春ト筆『狂歌六歌仙(仮)』考察 大谷 大
続・日本に於ける鯨鯢の認識 杉山 和也
翻刻・紹介『倭国軍記』 佐伯 真一
八わりましの名をあげて―惟中という陰画― 篠原 進
宮沢賢治論―『法華経』受容における「太陽」のイメージ― 日置 俊次
視点の文法とダイクシス―文法論と語用論の接点― 澤田 淳
第四十三号
大上正美教授を送る 矢嶋 泉
大上正美教授略歴
―漢文学小特集―
康「太師箴」の方法 大上正美
江淹「雑体詩」の袁淑 稀代 麻也子
沈約の隠逸思想 ― 『宋書』隠逸伝論を中心として ― 北島 大悟
大伴旅人の「吉野奉勅歌」と「初春侍宴詩」 李 満紅
阮籍の三玄論 ―言外の恍惚の前に― 和久 希
山上憶良と〈言志〉 小川 靖彦
『源氏物語』須磨巻の書き手と読み手―付.五節の君のこと― 土方 洋一
「韻字和歌」の諸相 廣木 一人
日本に於ける鯨鯢の認識 杉山 和也
あらすじの外側にある物語―『新可笑記』の表現構造― 篠原 進
宮澤賢治「やまなし」再論 日置 俊次
〈サラリーマンの目〉〈作家の目〉誕生
―水上瀧太郎「サラリーマン小説」の展開―
網倉 勲
『三宝絵詞』東大寺切とその本文(五) 安田 尚道
現代日本語における漢語接辞研究の概観 山下 喜代
第四十二号
安田尚道教授を送る 大上 正美
安田尚道教授略歴
数詞研究四〇年 安田 尚道
BCCWJ複合辞辞書について 近藤 泰弘
日本語の語彙学習─教材分析と意図的学習のための指導案─ 山下 喜代・岡田 純子
古典語に見られる〈名詞句+副詞句〉の格 山田 昌裕
アスペクトの情報伝達機能─「タ」形と「テイル」形を中心に─ 孫 敦夫
OPI(Oral Proficiency Interview)に見られる聞き手の応答表現「なるほど」について 土屋 菜穂子
副助詞の概念ととりたて助詞の概念 多田 知子
身の盛り人─『古事記』の雄略像─ 矢嶋 泉
仙覚の本文校定─『萬葉集』巻第一・巻第二の本文校訂を通じて─ 小川 靖彦
『源氏物語』と落葉 高田 祐彦
「ひとつはちす」考 佐伯 真一
玄清─宗祇を継承した連歌師─ 廣木 一人
『平家物語』知盛舟掃除考 田村 睦美
歌枕書における歌枕形成─『五代集歌枕』と同名名所─ 嘉村 雅江
西鶴の無意識──〈矢数俳諧〉前夜── 篠原 進
青山学院大学図書館蔵
江戸文学資料目録
大屋 多詠子・岩田 麻莉子・小田島 由佳・小野 護
孤独な分身──窪田空穂の作歌法── 日置 俊次
水上瀧太郎「ものゝふのみち」論考─皇紀二千六百年に於る三国同盟
批判─
網倉 勲
第四十一号
文武天皇・長屋王による吉野行幸歌をめぐって ―『萬葉集』巻一・七四~七五番歌について― 竹内 宙明
雲林院の紅葉 ―『源氏物語』賢木巻の和歌的表現― 土方 洋一
鬼の形象の成立 園部 真奈美
青い聖痕の神話 ―浮世草子『和漢乗合船』の位置 篠原 進
[研究ノート]芥川龍之介が出会った〈ルノアール〉の作品
「ポール」と「オーギュスト」、二人の〈ルノアール〉に関わる錯誤について
雨森 美咲
水上瀧太郎の戯曲研究 ―創作空白期間の謎― 網倉 勲
横光利一『寝園』の背景 日置 俊次
横光利一「書翰」論 ―「協作」の論理― 佐藤 良一
石川淳「紫苑物語」論 ―〈忘却〉の拒絶 帆苅 基生
橋本進吉の未定稿「上世の假名遣に關する研究序論」について 安田 尚道
字音接尾辞「式・風・的」の意味 ―プロトタイプとスキーマ― 山下 喜代
第四十号
ヨン(四)とナナ(七) 安田尚道
万葉集巻十一・十二研究史の問題と展望 栃尾有紀
宗砌・心敬・専順と連歌寄合 松本麻子
末期浮世草子研究―其鳳と一芳― 篠原進
京伝・馬琴と〈累〉 大屋多詠子
佐藤春夫『西班牙犬の家』論―幻想文学の手法を中心として― 及川早紀
横光利一『夜の靴』論―「私」を展開する〈戦後〉― 佐藤良一
太宰治論――「走れメロス」から「津軽」へ―― 日置俊次
第三十九号
『古事記伝』の「仮字の事」に引かれた『古事記』の用例 安田尚道
連歌発句で当季を詠むということ 廣木一人
鎌倉書記連歌の特色 ─後鳥羽院時代の連歌に於ける句末「てには」表現─ 松本麻子
馬琴と蟹 大屋多詠子
「怪を談ずるの」ユートピア ─荻坊奥路の位置─ 篠原進
横光利一論 ─ヨーロッパからの帰路─ 日置俊次
第三十八号
『源氏物語』賢木巻に吹く風 杉村千亜希
連歌懐紙をめぐって
―宮内庁書陵部蔵後土御門内裏連歌懐紙を軸に―
廣木一人
室町初期における二条派の復権をめぐって
―和歌会における作法―
山本啓介
『風流大和荘子』ノート ―版木の修訂― 篠原進
『異国物語』諸本とその変遷(三) 人物図譜と奈良絵本 大木京子
長沢伴雄の苦悩
―加納諸平毒殺未遂事件前後―
亀井森
「水戸黄門漫遊記」小論 島田大助
『江戸生艶気蒲焼』再読 檜山純一
三代目 市川門之助の晩年 檜山裕子
「武藤文庫(仮)」目録 藤川雅恵
山手馬鹿人の方言描写に関する一考察 藤井史果
『懐硯』
―「人真似は猿の行水」をめぐって―
岡島由佳
伊丹椿園『翁草』考 神山瑞生
『新契情談春仮寝』小考 黒田真貴子
人情本『春宵月の梅』と娘浄瑠璃の禁制 佐々木綱衛
宮崎駿論
―身体性のネットワーク―
日置俊次
『旅順入城式』論
―内田百閒の虚構意識―
西井弥生子
第三十七号
一人称で書くということ
―『日記の声域』(仮)補説―
土方洋一
反・小説の時代 ―『色三味線』と『曲三味線』の間― 篠原進
横光利一と「地獄」
―昭和初年代における韻文と散文の混沌―
日置俊次
中島敦「弟子」小論 松下朋子
村上春樹論 ―心理学的言説の発生とその変遷― 掛川恵
「べく」の通時的変化
― deontic から epistemic へ ―
妹尾江利子
[資料紹介] 『好色美人角力』について 藤川雅恵
[研究ノート] 日本語表現教育における自己紹介指導法 又平恵美子
第三十六号
〈馴み〉を踏まえた萬葉集歌の改変
― 『古今集』の「萬葉歌」をめぐって ―
小川靖彦
垣間見の機能 ― 源氏物語橋姫三帖の言説機能と物語展開との関係 大類隆明
『花桜折る少将』を読む 二〇〇四年度
『堤中納言物語』ゼミ
連衆は筆記用具を持っていたか
― 連歌会席及び俳席の実際 ―
廣木一人
六朝における陶詩受容の一端について 古澤惇子
横光利一における昭和五年 日置俊次
『ゴジラ』の記号学 土方洋一
[講演記録] 義経の戦闘 ― 一ノ谷合戦を中心として ― 近藤好和
[報告] 青山学院大学図書館蔵『源氏物語』五十四帖源通福筆本について 中古院生グループ
第三十五号
『古事記』の大物主神 矢嶋泉
「草子」のなかの世界 ― 『枕草子』の一人称 ― 土方洋一
会席の文芸としての連歌 ― 連歌執筆・執筆作法書の発生に言及して ― 廣木一人
噺本における会話体表記の変遷 ― 安永期江戸小咄本を中心に ― 藤井史果
芥川龍之介「羅生門」論 日置俊次
金史良「光の中に」論 ― 重層する差異 ― 糸井梓
<報告>韓国の大学における日本語関連学科 ― 啓明大学校国際学部日本学科を例として ― 土屋菜穂子
第三十四号
始原としての天智朝 ―『萬葉集』巻二の成立と編集(その一)〈書物としての『萬葉集』〉 ― 小川靖彦
『源氏物語』御法巻の〈語り〉の方法 杉村千亜希
『承久記』の武的階級をめぐる表現 ― 慈光寺本と前田家本を中心に ― 近藤安紀
鎌倉初期の連歌好士と奈良 ― 『楢葉和歌集』作者との接点を考える ― 松本麻子
『新撰菟玖波集』「羈旅連歌」に見られる旅の語句 ― 「旅立つ」「野を分く」「旅の友」など ― 廣木一人
「会席二十五禁」と連歌論書 ― 良基・宗砌・心敬・宗祇・兼載らの論書との関係 ― 中村奈未
箱根を越えられなかった男 ―『太平国恩俚談』とその周辺 篠原進
人情本ノート(二) 武藤元昭
「かちかち山」メモ ― A型からC型へ ― 矢嶋泉
芥川龍之介「手巾」論 ― 帝国主義的言説の中で ― 神田秀美
シチ(七)からナナへ ― 漢語数詞系列におけるナナの成立 ― 安田尚道
日本語教育における語彙指導 ― 字音接辞の指導を中心として ― 山下喜代
建安の文学と平成の文学(講演録) 川合康三
第三十三号
曽倉岑先生を送る
武藤元昭
曽倉岑教授略歴および著作年譜
万葉集巻十三「幣帛を」の歌 曽倉岑
吉備津采女挽歌についての一考察-長唄の末尾形式を手がかりにして- 武尾和彦
枕詞「夏麻引く」をめぐって-麻の産地としての視点から- 山谷和子
万葉集の「相」字について-正訓字と訓仮字の間 秀島美穂
万葉集噂の歌考-巻十一・十二を中心に- 栃尾有紀
人麻呂歌集略体表記の「下」と「裏」 矢嶋泉
擬制の恋愛-『枕草子』における藤原行成の役割- 土方洋一
音の学問-悉曇学の世界-随心院蔵『悉曇字記鈔』第二から- 清水眞澄
中世前期の字余り歌とその意識-慈円・後鳥羽院・定家を中心に- 山本啓介
盛俊の耳と首-延慶本『平家物語』「越中前司盛俊被討事」私注- 佐伯眞一
『猿の草子』私見-「連歌会席図」のことなど- 廣木一人
『英草紙』以後-初期読本論序説 篠原進
〈職業作家〉としての幸田露伴-「歴史物」執筆と評論活動を中心に- 吉成大輔
石川淳『貧窮問答』論(二)-武田麟太郎作品との関連について- 若松伸哉
太宰治「魚服記」論-「ぼんじゆ山脈」と少女- 野口尚志
『五經正義』の性情説-その陰陽思想との関係- 高橋朱子
修士論文・卒業論文題目(平成十四年度)
第三十二号
人麻呂歌集略体歌の反読構文 矢嶋泉
詠まれなかった和歌 枕草子購読 土方洋一
平安和歌における字余り歌 山本啓介
花の下和歌再考 廣木一人
『万の文反古』のA系列 篠原進
青山学院大学蔵浮世草子関係資料目録 藤川雅恵
『仮名物語娘節用』を読む 檜山純一
文政三年までの五代目瀬川菊之丞 檜山裕子
中也昇天 山田晃
石川淳『貧窮問答』論 若松伸哉
し(四)からヨンへ 安田尚道
江戸語の疑問詞について 小野葉子
継続のアスペクト 孫敦夫
修士論文・卒業論文題目(平成十三年度)
第三十一号
山田晃先生を送る 片山宏行
山田晃教授略歴および著作年譜 日本文学科
永藤武先生逝く 片山宏行
永藤武教授略歴および著作年譜 日本文学科
形影神究考-陶淵明鑑定1 山田晃
「沈黙」ノート-習作時代の秋江- 笹瀬王子
芥川龍之介『馬の脚』ノート-解体される<我>・構築される<我>- 阿部寿行
菊池寛・文学精神史概説-作家凡庸主義まで- 片山宏行
石川淳『佳人』論-同時代における<わたし>の要請- 若松信哉
「標結へ我が背」-但馬皇女が望んだもの- 神永あい子
『枕草子』の<書く>主体-小白河八講の段をめぐって- 土方洋一
憑依する悪霊-軍記物語の天狗と怨霊に関する試論- 佐伯真一
後土御門天皇家の月次連歌会 廣木一人
『みぞち物語』考-在地伝承の可能性について- 松本麻子
青山学院大学図書館蔵『江戸戯作資料』目録 藤川雅恵
韓愈の性説と文学論 高橋朱子
第三十号
現代日本語の引用表現について 鈴木順子
対話コーパスを用いた言い淀みの統語論的考察 土屋菜穂子
『ささめごと』上巻における仏教性の有無-歌道仏道一如観説への疑問- 廣木一人
『みぞち物語』考 佐伯真一
浮世草子の<余味>-梅園の小説を論じて『一代男』に及ぶ- 篠原進
『三千歳成云蛇』考 檜山純一
韓愈の「情」-「原性」における「情」の自律- 高橋朱子
『青山語文』既刊号要目(創刊号~第29号) 日本文学科
第二十九号
堀内秀晃先生を送る 安田尚道
道綱母と異界-みみらくの島・死出の山・佐久那谷をめぐって- 堀内秀晃
冬こもり考 曾倉岑
人麻呂歌集略体表記の表音的側面 矢嶋泉
『新源氏物語絵巻』小考-「玉かづら」- 赤塚雅己
「あさみどり」小考 吉田真澄
『平家物語』生成伝承と書写山-読経の信仰・音芸と鎮魂供養の場をめぐって- 清水真澄
素俊法師と橘成季-九条家と連歌・琵琶- 松本麻子
中世における「六道語り」について-称名寺所蔵資料二種- 中島秀典
「永享五年北野社一日一万連歌」の座衆-門跡の座について- 廣木一人
翻刻『みぞち物語』 佐伯真一
『本朝二十不孝』-表象の森 篠原進
京伝黄表紙における団十郎似顔の用いられ方 檜山純一
『地獄変』再考-描かれることなき写像- 阿部寿行
芥川龍之介「母」試論-<不可知>を指向する作品トリック、テクニック- 神田秀美
劉伶論-生と文学の位相 大上正美
ミソモジアマリヒトモジからミソヒトモジへ 安田尚道
『続狂言記』における主語表示の「ガ」と「ノ」-『大蔵虎明本狂言』『狂言記』との比較による- 山田昌裕
日本語アスペクト研究の新視点-助動詞タの意味の一つとしての「変化」について 孫敦夫
第二十八号
人麻呂の「をとめ」について 秀島美穂
夕霧の大学入学の儀式に読みとれるもの 吉田真澄
「永享五年北野社一日一万句連歌」の座衆-公家の座について- 廣木一人
ノイズと浮世草子-内なる南嶺 篠原進
『春色湊の花』の位置 武藤元昭
「死にたまふ母」小考-「観入」とその表現をめぐって- 許文卿
<語り>というノエシス-『神神の微笑』の成立と転位をめぐって- 阿部寿行
「生れ出づる悩み」論-<無類な完全な若者>- 渡邊喜一
「堕落」、その「人間」への道程-坂口安吾「堕落論」論を中心にして- 堀川卓郎
「左伝」に見る斉魯の婚姻-文姜と斉姜- 鈴木裕子
『狂言記』における主語表示「ガ」の「ノ」領域への進出-『大蔵虎明本狂言』との比較による- 山田昌裕
『春色梅児誉美』の疑問表現-「問いかけ」と「疑い」の形式の交渉- 小野葉子
字音形態素「~風」について 山下喜代
高知県立図書館蔵『家伝』本文について 矢嶋泉
第二十七号
イリヒコの歴史とタラシヒコの歴史 矢嶋泉
斉明記「建王挽歌」について-類歌と作者- 神永あい子
能続の世界-後白河院とその近臣を中心に- 清水眞澄
月次連歌会考-『看聞日記』の記事から- 廣木一人
『男色大鑑』の<我>と方法 篠原進
諸国ばなしとしての『本朝二十不孝』-巻一の三「跡の[皮刂]たる娌入長持」と巻四の二「枕に残す筆の先」を中心として- 藤川雅恵
『明暗』小考-清子の造型について- 佐々木啓
『大川の水』試論-「抒情」から「言語」への位相- 阿部寿行
芥川龍之介研究-芥川龍之介における紫いろの火花の時間- 土井優子
沈約の「八詠詩」について 稀代麻也子
李白の「無情」と「有情」 白幡あかね
江戸語の不定表現に用いられるカ・ゾ・ヤラ 堀﨑葉子
『大蔵虎明本狂言』における主語表示の「ガ」と「ノ」-待遇・構文・述語の観点から- 山田昌裕
字音形態素「~式」の機能 山下喜代
第二十六号
ご挨拶 深町正信
日本文学科創設三十周年に寄せて 堀内秀晃
万葉集相聞の一面-二つの「死」の影- 神永あい子
万葉集における「よど」「よどむ」 秀島美穂
『琴歌譜』をめぐって 矢嶋泉
小野篁の二つの歌 土方洋一
『伊勢集』小考 堀内秀晃
『源氏物語』少女巻巻頭における朝顔前斎院の挿話について 吉田真澄
「宇治の橋姫」受容考 糸賀きみ江
九条道家をめぐる二人の成季-『古今著聞集』の作者について- 松本麻子
四部本『平家物語』最終的改作の輪郭 佐伯真一
続歌考-連歌との類似性、及びその場- 廣木一人
『好色五人女』(巻五)ノート 篠原進
愚人考 島田大助
『花街桜』の趣向-鼻山人の再検討- 武藤元昭
頭の思想・身体の思想-「舞姫」をめぐって- 山田晃
泉鏡花「黒猫」ノート-恋愛のかたち- 吉田昌志
『生』の改変に関する一考察 佐々木啓
菊池寛・マント事件の位相-長崎太郎宛書簡を基点として- 片山宏行
菊池寛 二つの「入れ札」-小説の戯曲化をめぐって- 簗川啓子
伊東静雄・「空の浴槽」からの脱却 永藤武
日本語数詞研究文献目録(2) 安田尚道
阮籍・嵆康の生と文学 大上正美
沈約と山濤・王戎-「竹林の七賢」評をめぐって- 稀代麻也子
日本文学科三十年の歩み 日本文学科