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2009.10.16

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文部科学省 国公私立大学を通じた大学教育改革の支援において、本学より3件の取組事業が採択されました。

2009年度 文部科学省 国公私立大学を通じた大学教育改革の支援において、「組織的な大学院教育改革推進プログラム」に「グローバル・エキスパート養成プログラム」、「戦略的大学連携支援プログラム」に「大学間連携によるマネジメント教育プログラムの質の共有化と相互評価システムの開発」、「学生支援推進プログラム」に「人材ニーズと学生意識との格差解消による適職発見支援」の3件の採択事業が採択されました。

「組織的な大学院教育改革推進プログラム」

 

●グローバル・エキスパート養成プログラム

(取組学部:国際政治経済学研究科、取組実施担当者:仙波憲一 国際政治経済学部教授)

 

本研究科を構成する国際政治学、国際経済学、国際コミュニケーションの三専攻の共通理念は、「国際的問題を理論的に捉え、実証的に分析し、問題解決能力を身に付けさせること」である。本教育プログラム(グローバル・エキスパート養成プログラム)は、学際的研究の基本ディシプリンを三専攻に置き、理論分析能力を培い、特に国際機構専門職員養成に特化した実践的な三専攻横断型プログラムを新設し、理論的裏づけを備えた政策提案能力を持つ人材「グローバル・エキスパート」を養成することを目的とする。実践的プログラムの意義は、理論分析能力の必要性を認識させるとともに、理論と実践とのフィードバックを繰り返すことで、高度な理論分析能力と実践的感覚を併せ持つバランス感のある優れた人材を養成することにある。また本プログラムは、目指す人材像を明確にすることによって、これまで培ってきた教育研究資源を止揚し、組織的な大学院教育改革を目指すものである。
(申請書より抜粋)

 

 

「戦略的大学連携支援プログラム」

 

●大学間連携によるマネジメント教育プログラムの質の共有化と相互評価システムの開発

(代表校:青山学院大学、連携校:南山大学・関西学院大学、取組実施担当者:髙橋文郎 国際マネジメント研究科長)

 

世界的な経済不況により、経営環境は激変し企業業績は急速に悪化の一途を辿っている。この様な経営環境の変化に対応していくためには、経営環境を革新していく強力なリーダーシップと創造力を身につけたマネジメント力に優れた人材の育成が喫緊の課題となっている。マネジメント人材育成のために、大学では各教育課程においてマネジメント教育プログラムの教育が行われている。しかし、個別大学の限られた教育研究資源では時代的要請に応えたマネジメント人材育成の教育プログラムの開発に限界がある。連携取組はこの限界を解決して各連携校の優れたマネジメント教育プログラムの共有化を推進していくと同時に、その推進の前提となる各大学のマネジメント教育プログラムの教育の質を保証する「相互評価システム」を開発していくものである。
(申請書より抜粋)

 

 

「大学教育・学生支援推進事業」学生支援推進プログラム 」

 

●人材ニーズと学生意識との格差解消による適職発見支援

(取組部署:進路・就職センター 、取組実施担当者:上倉 功 進路・就職センター事務部長)

 

本補助事業は、企業等の人材ニーズと学生の職業観との間に存在するギャップの解消を図り、円滑な就職活動の支援に資するため、学生に職業人として求められる資質や能力について業種ごとに具体的に教育する機会を設けるとともに、人材ニーズに対応して自己の能力を表現できる力を培い、職業への満足度を高めることを目的とする。
(申請書より抜粋)

参考