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2012.08.17

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理工学部にて「中高生サイエンスキャリアプログラム」を開催(報告)

7月25日(水)、相模原キャンパスにおいて、「中高生サイエンスキャリアプログラム」※を開催しました。
このプログラムは、理工学部が加盟している「神奈川県青少年科学体験活動推進協議会」が実施する事業の一環として開催されているものです。

本学の今年のテーマは、「レゴ(マインドストーム)によりロボットを作成・動作させる」で、電気電子工学科米山淳教授、井岡惠里助教、内田ゆず助教らの指導のもと、9名の高校生が参加し、「レゴキットの組み立て」→「走行プログラムを書く(プログラミング)」→「コースを走らせる」の順に実習を行いました。
具体的には、レゴの走行プログラムを書いた後、いくつかの急カーブと難所を設けたコースを走らせましたが、ゴールするまでには、何度もプログラムの修正・変更が必要となり、参加した高校生たちも、プログラミングの難しさを実感しているようでした。

終了後の参加者アンケートでは、「プログラミングは難しいけれども楽しかった」「プログラムを少し変えただけでロボットが動かなくなり、びっくりしたが、動いた時の達成感がものすごかった」「自分たちで組み立てたレゴが動いた時には感動した」「ゴールした時は感動した。最後まであきらめなくてよかった」などの感想が寄せられ、ものづくりの楽しさや中学・高等学校の授業では体験できないプログラミングへの理解が深まったと思われます。

※中高生サイエンスキャリアプログラムとは
「神奈川県青少年科学体験活動推進協議会」が実施している中高生向けプログラム。
中高生が、県内の科学館や大学・研究施設を訪問し、普段の学生生活では経験できない科学体験をすることによって、理科や科学に対する関心を高め、理系への進学、研究者や技術者等の職業への意識を向上してもらうために開催されている。2011年度までは、高校生を対象に「高校生科学体験講座」として開催されていたが、2012年度から対象を中学生にまで拡大し、「中高生サイエンスキャリアプログラム」として実施。