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2019.09.04

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青山学院大学 × ららぽーと海老名 科学実験イベント 開催

本学と三井ショッピングパーク ららぽーと海老名は、「青山学院大学×ららぽーと海老名 科学実験イベント」を2019年8月3日(土)、17日(土)、23日(金)、24日(土)にららぽーと海老名にて開催しました。

このイベントは、本学と三井不動産株式会社の産学連携活動の一環として、本学統合研究機構リエゾンセンターと相模原キャンパスを拠点とする理工学部により企画されました。本学の教職員や学生が講師として参加し、日常生活にある身近な材料を使いながら不思議な体験や現象に触れることができる科学実験イベントとして多くの方に参加いただきました。

空中にぶら下がる地球儀!?不思議な電磁現象の世界を体験しよう!

理工学部 物理・数理学科の下山淳一教授の研究室は「超伝導体の塊と磁石を使って不思議な電磁現象を体験しよう」と天井部に液体窒素に漬けた超電導体を用意し、地球儀型のビーチボールの上に取り付けたネオジム磁石との間に発生する電磁現象によりビーチボールを宙に浮かせました。下山教授は「子どもたちに超電導について興味を持ってもらいたい」と、見学する子どもたちに仕組みを説明していました。

蛍はなぜ光るのでしょう?身近なもので科学反応を体験してみよう!

理工学部 化学・生命科学科の長谷川美貴教授の研究室は「一緒に化学の目で「反応」をのぞいてみましょう!実際に一人ひとりが手を動かし、身近な材料を使った化学実験を体験することができます」として、薬品とブラックライトを使った実験を参加者と楽しみました。参加した子どもたちは色が変化する様子を楽しみながら興味を持って長谷川教授の話を聞き、この技術がお札の偽造防止にも使われていることを学びました。

ろうそくの熱からエネルギーを取り出す仕組み ポンポン船を作ってみよう!

理工学部 機械創造工学科 熊野 寛之教授の研究室では、ろうそくの熱からエネルギー(動力)を取り出して進む「ポンポン船」を作成しました。参加した子どもたちは、時に先生や保護者の力を借りながらポンポン船を完成させました。

子どもたちよりも保護者の方が動力の説明に真剣に聞き入り、子どもたちは、想像以上の速さで動く船に大喜びしていました。

身の周りに飛び交う身近な放射線を見てみよう!

理工学部アイソトープ実験室では「放射線を観察できる装置を作り、放射線の動きを見てみよう」として、放射線を観察できる「霧箱」を作り、日常生活にある身近な放射線を実際に見てみました。

参加した子どもたちは使い慣れないスポイトを握り、真剣な眼差しで霧箱の制作に取り組みました。完成した箱をドライアイスで冷やすことで、放射線の通った跡(飛跡)をたくさん見ることができ、子どもたちだけでなく保護者の方々も一緒に観察し実験を楽しみました。

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