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学長メッセージ~大学附置「スクーンメーカー記念ジェンダー研究センター」の発足にあたり~

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2021.04.21

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学長メッセージ~大学附置「スクーンメーカー記念ジェンダー研究センター」の発足にあたり~

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2021年4月21日

青山学院大学
学長 阪本 浩


履修登録が終了し、前期授業が本格的に始まっています。
コロナ禍前と同様とは言えないものの、新緑眩しいキャンパスに学生たちの笑顔があふれ、これまでに近い活気が戻ってきたことをうれしく思います。
引き続き新型コロナウイルスの感染防止策を徹底し、学生の学びを継続させることを最優先としていきます。

2021年3月31日に2020年度入学式を挙行しました。本来であれば昨年の春にお伝えするはずだった入学のお祝いと歓迎の言葉を、2020年度新入生の皆さんに直接お伝えできたことは、万感の思いです。
式辞の中で、「青山学院大学の理念」について触れました。ここに改めて「青山学院大学の理念」の全文を記載します。


 青山学院大学は、「青山学院教育方針」に立脚した、
 神と人とに仕え社会に貢献する
 「地の塩、世の光」としての教育研究共同体である。
 本学は、地球規模の視野にもとづく正しい認識をもって
 自ら問題を発見し解決する知恵と力をもつ人材を育成する。
 それは、人類への奉仕をめざす自由で幅広い学問研究を通してなされる。
 本学のすべての教員、職員、学生は、
 相互の人格を尊重し、建学以来の伝統を重んじつつ、
 おのおのの立場において、
 時代の要請に応えうる大学の創出に努める。


私たち青山学院大学に所属する学生・教職員は、この理念を胸に刻み、常にこの理念に即した教育研究活動を行う必要があります。

新型コロナウイルスと共存する「withコロナ」時代に生きる私たちは、「感染しない」「感染させない」ことを強く意識した行動を取らなければなりませんが、その一方で現在の状況下では誰もが罹患する可能性が高まっています。罹患者やその家族、医療従事者等の人権が尊重され、差別的な取扱いを受けることのないようにしなければなりません。

そしてそれは、性別や年齢、人種、国籍、宗教、性的指向、性自認、障がい等あらゆる事項に関しても同様です。一人ひとりが他者を思いやり、違いを認め合うことが肝要です。

本学は、本年4月に大学附置「スクーンメーカー記念ジェンダー研究センター」を発足しました。同センターの目的である「青山学院及び社会におけるジェンダー平等及び性の多様性の尊重に貢献」することで、本学の理念である「相互の人格を尊重」しつつ、「時代の要請に応えうる大学」の実現に向けた一助としたいと考えています。

いまだ収束が見通せないこのコロナ禍にある今だからこそ、私たちはひと時立ち止まり、自分たちの行動を新たな視点で見直すことが必要なのかもしれません。
本学の全学生・教職員が、「地の塩、世の光」として他者を尊重し、その多様なあり方を受容して、すべての人がその個性を発揮しながらその人らしく生きていける社会を築けるよう努めることを、本学の重要な課題として位置付けます。

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