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2022.01.31

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大学職業指導研究会(会長:青山学院大学進路・就職センター事務部長 祖父江健一)が『企業と大学との記念講演会・賀詞交歓会』をオンラインで開催

2022年1月18日(火)、大学職業指導研究会(以下、大職研)による『企業と大学との記念講演会・賀詞交歓会』がオンラインで開催され、企業241社323人、大学82校197人の計520人が参加、活発な情報交換が行われました。

これまではホテルの大ホールにて、企業の採用担当者・大学の就職担当者が数百名集まり、当たり前のように対面で行われてきた講演会・賀詞交歓会(名刺交換会)でしたが、コロナ禍のいまこそ学生への就職支援が大切であり、活発な交流が必要との思いから、今年は新たにオンラインバーチャルオフィスツールを活用し、企業人事担当者からの採用情報、他大学の進路就職担当者との情報交換など、オンライン上で密度の濃い関係構築の機会創出ができ、盛会のうちに終了時刻を迎えました。

大職研は、1969年、首都圏を中心とする私立大学の就職支援に携わる担当者が、業務に関わる課題の協議、研究、情報交換を目的に設立されました。それぞれテーマが異なる4つの分科会(第1~第4分科会)を軸として、年5回~7回、会員大学からの分科会参加者が自主的に研究会を開催、就職・キャリア支援の業務研鑽、質的向上に努めています。2021年度の参加会員校は122大学。

開催にあたって 祖父江健一(青山学院大学進路・就職センター事務部長/大学職業指導研究会 会長)

「学生の中に問いがあり、学生の中に解はある。」
私が進路・就職部に配属されたときに、ベテラン職員の方からよく聞かされた言葉です。
社会で活躍する卒業生の輩出は、その大学の建学精神や教育理念を胸に刻んだ教職員が、学生への思いに真摯に応えてこそと確信しています。
大学職業指導研究会は、進路・就職支援の業務に携わる職員の能力育成を目的に、知見を深めるプログラムを提供し、会員大学の相互交流による情報共有を深め、時々刻々と激しく変化する社会において、留まることなくその活動を継続していきます。

また就職活動の早期化・長期化、採用活動の多様化による大学生への学業・課外活動に対する弊害、コロナ・ウィルスや国際情勢等からの先の読めない経済状況、新卒一括採用からジョブ型採用への変化など、学生の就職活動・企業の採用活動は複雑さを増し、社会状況に大きく影響されています。これは、単一の大学で対応できるテーマではなく、大学間で連携し協力し合わなければならない大きな社会課題です。ここに会員大学から構成される大職研の存在意義があります。具体的な取り組みとして労働法に詳しい弁護士と専属契約を結んでおり、内定取消しや雇用トラブル等が発生した場合には会員校からの法律相談に対応しています。
社会で活躍する卒業生の輩出を目指し、大学職業指導研究会は進路就職支援に対する業務研鑽と質的向上を目的に、会員大学との交流・情報共有を図りつつ、留まることなく活動を続けてまいります。

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