＜企画紹介＞フードロスについて考えよう

【非常食配布を行った後藤綾世さん（文学部英米文学科3年生）のコメント】
現在世界中でフードロスが深刻な問題となっていて、食に対する考え方を青学生が見直す機会となればと思い、「非常食配布」を企画しました。
2022年9月30日（金）青山キャンパスで「非常食配布」を行いました。青山学院大学で備蓄している非常食で、賞味期限が近くなったものを主に学生に配布しました。この非常食と一緒に配布したフードロスの現状を記した啓発ポスターを通して、青学生にフードロスの現状を少しでも知っていただければと思います。
この企画にあたっては、まず学院の非常食を管理している青山学院総務部安全対策課に企画の趣旨を説明し、協力を得ました。そして、学生スタッフで、1日かけて1,000個の非常食（クッキーやピラフ、羊羹など）の袋詰めをしました。当日は、テントの設営を行い、袋詰めした非常食をテントまで運んで、実際の配布となりました。
非常食の受け取りの列に並んだ方々に対して、今回の企画の意図がきちんと伝わり、今後のフードロスについて考える機会となったら嬉しく思います。フードチームの皆さんの熱意を受けて、私自身もフードロスについてもっと考え、これからもフードロス削減のために努力したいと思いました。

【本企画に携わった学生スタッフからの感想】
・この企画を通して青学生が「Aoyama Gakuin Global Week」やフードロスについて考える機会になれば良いなと思い参加しました。非常食を受け取った方が喜んでくださったり、活動に関心を持ってくださる方に直接お会いできて、とても充実した企画だったと思います。
・食べ物を手軽に買える時代だからこそ、食べ物を残す人が多くなっているように思います。今回、フードロス削減として非常食を配布したことで、少しでも食べ物への日頃の感謝の気持ちを持っていただけたら幸いです。
・「Aoyama Gakuin Global Week」を通して、日本においてどのくらいフードロスが起こっているのか、具体的に自分たちの目で確認し、改めてこの問題についてよく理解し、考えるようになりました。そしてこの活動に関心を持ってくれる方もいたので、来年度はもっと多くの方に興味を持ってもらえたら良いなと思いました。
・今回の企画を通して、身近に起きているフードロスの現状を知ることができました。そして、賞味期限が近い非常食を喜んで受け取ってくださった方々の反応を見て、まだまだフードロスには様々な改善の余地があるのではないかと感じました。この企画を通して、少しでも多くの方にフードロスについて考えていただけたら幸いです。
・想像よりもたくさんの青学生が非常食を受け取りに来てくださり、とてもやりがいを感じました。このイベントを企画してくれた学生スタッフやそれを実現するために尽力くださった職員の方々に感謝です。非常食を受け取った方にとって、このイベントがフードロスやその他の問題に関心を持つきっかけとなれば嬉しいです。
・私は袋詰めだけお手伝いさせていただきましたが、今回の配布の様子から、たくさんの方が興味をもって参加した素晴らしい企画だなと改めて実感しました。

フードロスについて考えよう