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2024.07.24

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【AG150】創立150周年記念事業 ヨーゼフ・ラスカ《青山学院行進曲 第1番》《青山学院行進曲 第2番》(1935年)世界初演

2024年6月15日(土)、青山学院講堂で、ヨーゼフ・ラスカ作曲の《青山学院行進曲第1番》《青山学院行進曲 第2番》を約90年ぶりに青山学院管弦楽団の演奏で復刻・世界初演しました。

作曲者ヨーゼフ・ラスカ(Joseph Laska、1886年2月13日-1964年11月14日)は、オーストリアの作曲家・指揮者で、1923年から1935年にかけて日本に滞在しました。その間、宝塚音楽歌劇学校および神戸女学院で教鞭を執る傍ら、宝塚交響楽団を創設して指揮者を務め、作曲家としても数多くの作品を書き上げました。
本行進曲はこれまでその存在が全く知られていませんでしたが、根岸一美氏(大阪大学 名誉教授)によってリンツ・ブルックナー音楽院(現:アントン・ブルックナー私立大学)図書館において自筆譜(ピアノ譜)が発見され、青山学院150周年記念事業としてオーケストラ版での初演が実現しました。

関西が活動拠点であったラスカが、どのようないきさつで青山学院のために2曲も行進曲を作ることになったのか、理由は未だ不明であり謎です。本曲の公開により広く情報が集まり、作曲に至る背景が明らかになればと期待しています。

青山学院管弦楽団による演奏の様子は、以下の本学公式YouTubeでご覧いただけます。

ヨーゼフ・ラスカ《青山学院行進曲第1番》

ヨーゼフ・ラスカ《青山学院行進曲第2番》

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