アカデミックライティングセンター(AWC)は、2017年度に青山キャンパス、2018年度に相模原キャンパスで開室された図書館に置かれた施設です。開設当初から高い利用率を維持しており、ニーズの高さを実感しているところです。
卒業後をも見越した「自立した書き手の育成支援」という目的のもと、AWCでは専門的な研修を受けたチューター(大学院生)が学生一人一人の学術的な論文やレポートなどの執筆について、個別の相談に応じています。国際化社会に対応した「書く力」の向上を図るべく、日本語だけでなく英語の文章にも対応しています。なお、2022年度は、新型コロナウイルス感染症の状況も踏まえながら、対面およびオンラインの両方で相談を実施しました。
AWCではまた、アカデミックライティングの支援・教育に関する研究も精力的に進めています。2021年度から、年次報告書を発展させ、紀要『ライティング研究』を刊行しています。
サーバントリーダー精神に基づいたセンターを目指して、今後も日々の活動に取り組んでいきます。

アカデミックライティングセンター(相模原キャンパス) ※プライバシー保護のため、加工を施しています(2019年度撮影)