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2021.03.25
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SBSL(経営学部学生リーダーズ)が松原食品株式会社と「かけ氷」を共同開発
経営学部での学びを活かし、青山学院大学の魅力を高めていく、学生団体SBSL (School of Business Student Leaders:経営学部学生リーダーズ)が松原食品株式会社と連携し「かけ氷 ごま味」「かけ氷 青しそ味」のOEM商品の開発を行い(製造:オランダフーズ株式会社、販売:JA全農ミートフーズ株式会社)発売されることになりました。
この「松原食品プロジェクト」は、学生団体SBSLの初代代表であり、現在は福岡県にある松原食品株式会社の専務取締役 奈良原一平氏からの依頼で2019年8月に発足し、共同開発を進めて2020年7月に「黄金しょうがスープ」を発売しました。今回の「かけ氷」はその第二弾の商品となります。
九州の文化である個食のかき氷を全国に広めたいオランダフーズと夏場に消費の落ちる精肉売り場に新しい仕掛けをしたいJA全農ミートフーズの想いが合致し、味のベースを製造する松原食品株式会社の奈良原氏が仲介役となって今回のコラボレーションが実現しました。
個食のかき氷とはまんべんなく味のついたかき氷が1袋あたり135ml入っており、お皿に移し替えて食べることも、袋を破りその場で食べることもできる商品です。
「松原食品プロジェクト」はプロジェクトリーダーをつとめる富山香奈さん(経営学部経営学科2年)、サブマネージャーの橋詰ゆなさん(経営学部経営学科1年)、メンバーの塚本梨菜さん(経営学部経営学科1年)で構成され、「かけ氷」の商品開発は2020年7月に松原食品株式会社からの依頼でスタートしました。
(左写真はオンラインミーティングに参加する「松原食品プロジェクト」のメンバー)
リーダーの富山さんは、本プロジェクトにおいて最も苦労した点は、コロナ禍にあって、基本的にオンライン上のやり取りであったことと、「個食のかき氷」という九州以外の場所では見かけることのない商品であったことを挙げました。
商品を実現化する過程においては「商品を冷凍するため、使用できない材料があること」や「新商品の開発や製造には、普段消費者が知り得ない様々なプロセスがあり、そのプロセスを経て消費者の手に渡っていること」を学び、結果として、「青しそ味」と「ごま味」に絞ったことで様々な料理に使用することができ、また、かき氷をサラダのドレッシングにするという発想により、サラダを冷たくおいしく食べられる時間を長くすることに成功しました。
かけ氷を食品のタレとして使えないかという学生の新しいアイデアを、液体スープの開発に長けた松原食品株式会社が商品化につなげ、2021年夏には多くの家庭で使ってもらうことを目指しています。
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製造中の「かけ氷」
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商品を手にする「松原食品プロジェクト」のメンバー