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論文審査基準(史学専攻)

論文審査基準

【修士学位論文等審査基準】

 (修士学位申請論文)
 以下の要件を満たす学生に対し、修士(歴史学)の学位を授与する。
① さまざまな歴史的問題について、自ら問題を発見し、資料の解釈能力や発掘、フィールドワークの能力を発揮して研究論文を執筆すること。
② 的確な先行研究の整理の上に、新たな学問的知見を提示すること。
③ 学位申請論文にもとづく、主査1人、副査2人による口述試験に合格すること。
 
 (特定の課題についての研究の成果)
① 各自の研究課題にもとづく、指導教員の指導のもとで設定された課題(課題研究レポート・データベース・資料集など)を、的確に完成させていること。
② 充分な文献・史料調査がなされていること。
③ 史資料の解読に充分な能力があること。
④ 学位申請課題にもとづく、主査1人・副査2人による口述試験に合格すること。

【博士学位論文審査基準】

 以下の要件を満たす学生に対し、博士(歴史学)の学位を授与する。
① 修士論文などの成果を基礎として、さまざまな歴史的問題について、自ら問題を発見し、資料の解釈能力や発掘、
フィールドワークにおける高度な能力を発揮して研究論文を執筆すること。
② 学会誌への掲載論文、あるいは関連学会などでの研究発表をもとに、博士学位申請論文を執筆し、新たな研究領域
を開拓し、国際的学際的な視野に立って学問を発展させること。
③ 学位申請論文にもとづく、主査1人、副査3人による口述試験に合格し、必要とされる外国語などの試験に合格す
ること。