TOP

学部概要

MESSAGE 学部長メッセージ

「文化」の可能性に挑み、「創造的世界市民」へ

総合文化政策学部は、「文化」を総合的に探究することを通して、一人ひとりが創造的に社会と関わり、未来を切り拓いていく力を育むことを使命としています。

世界は、多様な「文化」と価値観によって成り立っています。自分とは異なる「文化」を知り、さまざまな背景をもつ人々と対話を重ねることは、平和に共に生きるために不可欠です。また、文化活動や芸術は、私たちの心を豊かにするだけでなく、「私は何者か」「人間とは何か」という根源的な問いを投げかけます。創造的な実践は、社会の課題に光を当て、人と人を結び、国境を越えて共感を生み、新しい思想や産業、社会的価値を生み出す力にもなります。

古来より人間は、言葉を紡ぎ、制度を築き、まちをつくり、芸術や芸能を生み出し、思想を深めながら、自分たちの生きる世界を形づくってきました。その営みの積み重ねが「文化」です。文化はまた、気候や風土といった自然環境との関わりの中で育まれ、地域や時代ごとに特色ある姿を見せてきました。

したがって「文化」について理解するためには、人文科学や社会科学、さらには自然科学にまで広がるさまざまな視点が必要です。本学部では、こうした諸学の知を横断しながら、「文化」を総合的に探求するための思考力を養います。そして、そこで培われた知見を社会のさまざまな場で生かしていく――すなわち「政策」として形にしていく力を育てていきます。

そのために、講義だけでなく、フィールドワークや学外機関との連携による実践的な学びを大切にしています。理論と現場を行き来しながら学ぶことで、「文化」が持つダイナミズムや可能性を、体感的に理解できる環境を提供しています。

変化が激しく、価値観が多様化する現代社会において求められているのは、固定した枠にとらわれず、多様性を尊重し、自ら考え、他者と協働しながら新しい価値を創り出す力です。本学部は、「文化」の可能性に挑み、世界と主体的に関わる「創造的世界市民」を育てることを目指しています。

皆さまとともに学び、ともに考え、ともに未来を描いていけることを、心から楽しみにしています。

——総合文化政策学部 学部長
飯笹 佐代子 [IIZASA Sayoko]

ABOUT US 総合文化政策学部について

創造的世界市民の育成

本学部が提唱する「総合文化政策学」とは、文化や芸術によって、私たちの暮らしを、街を、時代を、もっともっと生き生きさせていくための学び。対象とするのは、古典からポップカルチャーまで、あるいは、音楽・映像・芸能・宗教・都市・メディア……と、あらゆる領域にわたります。そして、それぞれの創造の現場に関わる人たちの夢や目的を共有し、ともに力を合わせて実現していくための知恵が、本学部の考える「政策」です。つまり、文化や芸術を鑑賞や知識の対象とするのではなく、みずから、そこにある新たな価値の創造の可能性を見出すセンスを磨き、プロデュース、マネジメントする力を養う実践的な学びです。最先端で活躍する文化団体・企業・クリエイター・アーティストと連携し、実際にそのプロジェクトにも参加。みずからの手で具現化していくための知恵・身体知・技能を学びとることのできる、これまでの大学教育にはないチャレンジングな学部です。青山から世界へ、文化・芸術の創造と発展を目指して、新しい価値やセンスを提案、発信していきましょう。

教育研究上の目的

総合文化政策学部は、キリスト教信仰に基づく大学としての建学の精神に則り、国際社会における様々な場面において、寛容の精神を持ち、文化の交流と相互理解に貢献できる世界市民、多様な文化を理解するとともに、文化や芸術の創造に寄与し、豊かな人間の生を育むさまざまな文化芸術環境をデザインすることのできる人材、人間の知的かつ精神的な営為を深く探求し、文化の批判と創造、あるいは洗練についての学的体系を構築することのできる人材を育成することを目的とする。

このため総合文化政策学部の教育課程に、人類の文化的営為を総合的に捉える科目群、人間観、社会観、世界観を相対化し、批判的に理解するための科目群、文化や芸術を社会共通の財産とするための政策能力を獲得することを目的とした科目群を置くとともに、卒業後の活動領域を想定したコース・プログラム、教員研究及び各種連携組織との共同プロジェクトの一部を学生に開放した参加型教育プログラムを併設することにより、その教育目的を全うするものとする。

総合文化政策学部は、上記教育と並び、文化・社会及び芸術の創造と批判に関わる総合的な研究を行い、人類と社会の発展に貢献することを目的とする。この目的のため文化、芸術の諸領域についての創造的な学術研究を深化させるとともに、文化・社会の形成と発展に貢献するための政策科学の開発を行い、その成果を世界に発信することにより、人類共同の未来に奉仕することをその使命とする。