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NEWS(地球社会共生学部)

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2025.11.12

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【地球社会共生学部】2025年度 東南アジアへの学部間留学がスタート

2025年8月1日(金)、地球社会共生学部の2025年度学部間留学プログラムが始まり、GSCニュース部* の森下真衣奈さん(地球社会共生学部2年)がプログラムの様子を現地から届けてくれました。

*GSCニュース部:地球社会共生学部の授業「ジャーナリズム取材演習」(担当教員:樺島榮一郎教授(地球社会共生学部))を履修した学生によって、より実践的な記事を書くために作られた組織。

留学レポート
森下真衣奈さん(地球社会共生学部2年)

花で多様性を表現したカセサート大学 人文学部のサイン看板

8月1日(金)、地球社会共生学部の2025年度学部間留学プログラムが始まり、第一陣の約50人が留学先の一つであるタイ・バンコクのカセサート大学に到着した。学生たちは慣れない土地での生活に戸惑いつつも、授業で出会った現地の学生や先生、寮監の方々に助けられ、充実した日々を過ごしている。

到着直後のオリエンテーションには、日本だけでなく、フランス、オランダ、ロシア、インドネシア、中国など、多くの国からの留学生が参加し、現地の学生や教員から温かい歓迎を受けた。滝内大智さん(地球社会共生学部2年)は、「多くの国の人と交流し、日本とは違う雰囲気を味わえて楽しかった」と語る。新しい文化や価値観に最初に触れ、大きな刺激を受けた時間だった。

花で多様性を表現したカセサート大学 人文学部のサイン看板
制服姿で校舎の前に立つ瀬戸彩加さん

タイは親日的な国であり、街中には日本食レストランや日本の電化製品、日本製の化粧品などが見られる。田中伶奈さん(地球社会共生学部2年)は、「留学中に足りなくなった日用品を、タイ現地の無印良品やニトリで買うことができるため、とても便利」と話す。彼女は月に一度、自分へのご褒美として日本食の店に行っているという。身近に日本文化を感じられる環境があり、強いホームシックに陥ることは少ない。

タイの人々は皆親切で、ただ通りがかっただけでも分からないことがあると丁寧に教えてくれる。若者を中心に英語が堪能な人が多く、言葉の壁を感じることはほとんどない。瀬戸彩加さん(地球社会共生学部2年)は、「タイ語が読めずに屋台での注文や支払いに困っている際、通りがかりの人にお店とのやりとりを手伝ってもらった」と語る。タイの人々の優しさが留学生活の大きな支えになっている。

制服姿で校舎の前に立つ瀬戸彩加さん

留学生活は始まったばかりだが、日本とは違う環境に毎日驚きと発見がある。これからの時間を最大限に活用し、異文化理解を深め、今後の成長につなげていきたい。
(2025年10月27日(月) GSCニュース部 森下真衣奈さん(地球社会共生学部2年))

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