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EVENT(学外講座)

SCHEDULED

2026.02.21

TITLE

ウクライナのろうけつ染め卵 プィーサンカ ワークショップ

ジェンダー研究センターは、ジェンダー平等、性の多様性の尊重を目的に掲げて、性別にかかわらず人々が生き生きと能力を発揮する社会の実現のためにさまざまな活動を行なっています。その一つとして、社会貢献事業「エンパワーメントプログラム」で生涯教育に取り組んでおり、「ジェンダーと表現」というプログラムを設けています。表現することは、生涯を通じた人間の自己意識の基本であり、表現の受け手・送り手ともに、その精神をエンパワーする働きがあります。その中で本講座は、女子短期大学において行われていた造形表現教育の教育資産を活かしたユニークなプログラムとなっています。ジェンダー問題について直接学ぶ内容ではありませんが、表現をとおして自分自身を見つめ直す時間になることが期待されます。

「プィーサンカ」は、専⽤のペンを使ってミツロウを溶かしながら線を描き染⾊し、繊細で鮮やかな模様を表現するウクライナのイースター・エッグです。伝統的な絵柄には家族の健康や作物の豊作などを願う意味があり、古くから各家庭で作られてきましたが、旧ソ連の統治下、固有の⽂化が禁じられたことにより、その存在を知らなかった世代もあるそうです。2024年12⽉にユネスコの無形⽂化遺産に登録されました。
本ワークショップでは、キーウ出⾝のテチャーナ・ソロツカ⽒を講師に迎え、プィーサンカの制作体験を通してウクライナの伝統⽂化に触れ、イースターの意味、平和について考える時間にしたいと思います。

講座申し込み

目標、重点を置く学習内容

①ウクライナの伝統⽂化プィーサンカの技法を学ぶ
②イースターの意味を考える
③繊細な表現に挑戦する

受講料

社会人・・・3,300円
学生以下・・・1,500円

受講対象者

小学生以上(小学生低学年は付き添いが必要)

受講場所

青山学院大学 青山キャンパス 短大北校舎
版画室(1階)

受講に際しての注意事項など

・染料を使いますので、エプロンをお持ちいただくか、汚れても良い服装でご参加ください。
・指が染料に染まることがあります。お湯やせっけんで洗えば薄くなりますが、次の⽇くらいまで残っている可能性があります。
・制作の進み具合によって時間がオーバーすることがあります。時間に余裕をもって参加されることをお勧めします。

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2月21日

13:00~16:00

①イースター、プィーサンカについて ②卵の殻に下絵を描く ③専⽤の道具を使ってミツロウで線を描く ④卵を染料に浸けて着⾊する⑤複数の⾊を⽤いる場合は③④を繰り返す ⑥ミツロウを溶かす
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2月21日

13:00~16:00

①イースター、プィーサンカについて ②卵の殻に下絵を描く ③専⽤の道具を使ってミツロウで線を描く ④卵を染料に浸けて着⾊する⑤複数の⾊を⽤いる場合は③④を繰り返す ⑥ミツロウを溶かす

補講日は2月28日を予定しております。

講師紹介

テチャーナ・ソロツカ⽒(伝統⼯芸作家/ウクライナ⽂化センター理事⻑)
ウクライナ、キーウ出⾝。2000年に来⽇。⼦どもの頃には知らなかったプィーサンカに出会い、その美しさに感動し研究を始める。独学でプィーサンカの技術を習得し、教室で教えたり、展⽰イベントを開催するなど、プィーサンカの魅⼒を伝えている。

CONTACT

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    青山学院大学社会連携部社会連携課

    〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25

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    03-3409-6366

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    月~金 9:00~17:00 (事務取扱休止 11:30~12:30)