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2012.09.05
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第6回「全日本学生・ジュニア短歌大会」で文学部日本文学科「現代短歌ゼミ」(日置俊次教授)の学生8名の作品が秀作等に入賞
第6回「全日本学生・ジュニア短歌大会」(主催:日本歌人クラブ、後援:文化庁・毎日新聞社)高校・大学生の部において、文学部日本文学科日置俊次ゼミ所属の岩城紘乃さんを始めとする本学学生8名が、下記のとおり入賞しました。
日置ゼミでは、本大会をはじめとし、さまざまな短歌コンクールにおいて入賞者を輩出しています。
「全日本学生・ジュニア短歌大会」は、ジュニア短歌の育成を目的として開催される全国規模の大会です。
2012年9月15日(土)、明治神宮参集殿において、表彰式が行われます。
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秀作賞 岩城紘乃さん (日本文学科4年)
雨の日はなんにもしゃべらないこともゆるされそうで放課後になる
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秀作賞 小田川菜津子さん (日本文学科4年)
こまり顔で祖父が寄越したペットボトルがたやすく開いてしまう哀しさ
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優良賞 古川光太郎さん (日本文学科3年)
草色の「ペンキぬりたて」のぶらんこが恥ずかしそうに夕陽に揺れる
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優良賞 安藤 弘佳さん (日本文学科3年)
「濡れてない?」とわたしの心配ばかりするきみの右肩は雨でびしょぬれ
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優良賞 岸本 玲奈さん (日本文学科3年)
寝転んでみたくてついに寝なかった高校のあの芝生が恋しい
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優良賞 鈴木ちなみさん (日本文学科3年)
行き先はどこでもいいと降り立った空の青さと木々の深さは
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優良賞 陶山 華子さん (日本文学科4年)
病窓の雲間からさす光見て天使のはしごと祖父が微笑む
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優良賞 曽原 理恵さん (日本文学科4年)
ゆらゆらと傘揺らし歩くその姿武骨な君のご機嫌なサイン