TOP

NEWS

POSTED

2012.09.28

TITLE

理工学研究科マネジメントテクノロジーコースの坂内芽以子さん(博士・前期1年)の研究が「日本経営システム学会第48回全国研究発表大会学生研究発表優秀賞」を受賞

理工学研究科マネジメントテクノロジーコースの坂内芽以子さん(博士前期課程1年・大内紀知准教授研究室所属)の研究発表が2012年6月2日(土)・3日(日)、早稲田大学(早稲田キャンパス)で開催された「日本経営システム学会第48回全国研究発表大会」において、「学生研究発表優秀賞」を受賞しました。
この賞は、日本経営システム学会全国研究発表大会において、優秀な研究発表を行った学生発表者におくられるものです。
受賞した研究発表は「ポーターの仮説の成立条件-環境効率性に着目した実証分析」です。
この研究は、環境規制と経済成長の関係性を分析したものです。環境規制と経済成長の関係性については、環境規制は経済成長を停滞させるという意見と、「ポーター仮説」と呼ばれる環境規制により新たなイノベーションが起こり、経済成長が起こるという2つの異なる意見があります。本研究では、環境効率性という基礎技術レベルに対する環境技術のレベルを表す指標を用いて、環境効率性が高い国においてのみポーター仮説が成立することをData Envelopment Analysis(DEA:包絡分析法)を応用した数理的手法や統計的手法を用いて実証的に示しました。

坂内さんの発表は、研究内容が優れていたことや発表のわかりやすさ等が評価され、「学生研究発表優秀賞」の受賞にいたりました。
同大会では、24件の学生発表が行われ、2件に「学生研究発表優秀賞」がおくられました。