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2014.02.03

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理工学研究科博士前期課程2年の柳澤一馬さんが、「日経テクノルネサンスジャパン大日本印刷賞 優秀賞」を受賞

理工学研究科博士前期課程(マネジメントテクノロジーコース)2年の柳澤一馬さん(天坂格郎研究室)が、「第6回 『企業に研究開発してほしい 未来の夢』アイデア・コンテスト」(主催:日本経済新聞社)において、「日経テクノルネサンスジャパン大日本印刷賞 優秀賞」を受賞しました。
今回で6回目を迎え、理工系の学生を対象に開催されている「『企業に研究開発してほしい未来の夢』夢アイデア・コンテスト」は、日ごろから「こんな製品があったらいいのに」と思い描くアイディアと企業の持つ最先端技術や事業を組み合わせ、「企業に研究開発してほしい未来の夢」を提案するものです。具体的には参加企業から提示された募集テーマの中から関心のあるテーマを選び、アイディアシートに構想をまとめて応募し、一次審査を通過した作品は、最終審査でプレゼンテーションを行い、各企業の担当者の審査を受けるというものです。
同賞を受賞した柳澤さんは、大日本印刷株式会社の提示したテーマ「知の習得から知の創発へ~2030年の教育スタイル~」を選択し、「人を育てるために学ぶ・学習プラットフォーム“FLOCKS”」を示しました。
柳澤さんは、現在の中高生の学びは、教師から一方的に知識を教えられるもので、自由度も低く生徒の学習意欲を向上させるものではないと指摘し、好きなことを追究していく「研究」の仕組みを中高生の学びに取り入れることを提案しました。中高生自身が、自分の関心のある科目の教師となり、DNPのデジタルペン技術を駆使し、オンライン上で教えあう仕組みと効果を提示しました。
柳澤さんの作品は、「自身の経験に基づく知見からのコンテンツ創造であること」や「企画やプレゼンテーションの完成度の高さ」等が評価され、同賞に値すると認められました。

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