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2021.09.27

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大高裕矢さん(理工学研究科理工学専攻博士前期課程 機械創造コース2年)が第49回可視化情報シンポジウムで「ベストプレゼンテーション賞」を受賞

大高裕矢さん(理工学研究科理工学専攻博士前期課程 機械創造コース2年、麓耕二教授研究室(熱流体制御研究室))は、2021年9月9日(木)~11日(土)にオンライン方式で開催された第49回可視化情報シンポジウムにおいて、講演タイトル「感温塗料を用いた自励振動型ヒートパイプ内部における熱流動の可視化」として自励振動型ヒートパイプに関する口頭発表を行い、ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

人工衛星やあらゆる電子機器は発熱が開発のボトルネックとなっており、冷却技術の発展が期待されます。自励振動型ヒートパイプは外部動力なしに高効率な熱輸送ができることで実用化が期待されていますが、内部では非常に複雑な流れ場が発生し、正確な設計ができません。

本研究で大高さんは、内部の流動と温度場を可視化し、これまで計測例のない熱流動の特性についてまとめ、発表しました。成果に加え、わかりやすいスライドと明瞭な説明が評価されました。

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