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NEWS(社会連携)

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2023.05.12

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河津町と共同で「母の日」企画を開催

「母の日」と深い関わりをもつ本学は、カーネーションの産地であり連携協定を結ぶ静岡県河津町とコラボレーションし、5月12日(金)に「母の日」イベントを開催しました。
青山キャンパスのメインストリート、相模原キャンパスのF棟アーチ下にカーネーションを設置し、学生は青空の下、色とりどりのカーネーションを摘み取りました。

現在、世界中にひろく普及している五月第二日曜日の「母の日」の起源は、米国ウエストバージニア州にあるメソジスト教会で行われた一九〇七(明治四〇)年五月一二日の追悼会とされています。この日、アン・ジャービスの娘アンナが、母をたたえて参列者にカーネーションを贈りました。その後、アンナは、母の日を公的な記念日とする運動を始めます。
この運動は日本にも明治末年に伝えられました。青山学院の教師ギデオン・F・ドレーパーの夫人マイラは、アンナの提案を受け取ります。マイラは、青山学院で神学部長を務めたベンジャミン・チャペルの夫人マリー(青山学院の前身の一つ海岸女学校の校長を務めた)と協力して「母の日」の普及活動を行いました。その運動は、青山女学院長を務めたファニー(青山学院教師ロバート・P・アレキサンダーの夫人)に引き継がれます。
母の日は、戦後、日本にも定着しましたが、その普及には、三人の青山学院にゆかりの深い女性宣教師の努力がありました。青山学院では、初等部などの設置学校で、毎年母の日礼拝が行われ、近年では、街灯フラッグを掲げるなどの行事を実施しています。