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NEWS(社会連携)

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2025.12.15

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<青山学院大学×三菱マテリアル>「紛争鉱物とサステナビリティ ワークショップ」を実施

<青山学院大学×三菱マテリアル>「紛争鉱物とサステナビリティ ワークショップ」を実施

2025年11月12日(水)、青山学院大学の社会連携ワークショップとして、三菱マテリアル株式会社の協力のもと紛争鉱物をテーマとしたワークショップ「「つくる責任 つかう責任」ー紛争鉱物とサステナビリティー」を開催いたしました。
本ワークショップでは、三菱マテリアル株式会社が「紛争鉱物問題」にどう対応しているかを講義形式で説明し、グループワークを通じてこの問題を考えていきました。

■ワークショップ概要

テーマ:「つくる責任 つかう責任」ー紛争鉱物とサステナビリティー
日時:2025年 11月 12日(水)13:20~16:20
場所:青山学院大学 青山キャンパス
実施企業:三菱マテリアル株式会社
参加学生数:8名

■ワークショップの様子

ワークショップの講義では、三菱マテリアル株式会社の金属事業カンパニー統括本部サステナビリティ推進部の社員の方を講師に迎え、「紛争鉱物」対応を中心とした「責任ある鉱物調達」についての講義を行っていただきました。
講義前半は、児童労働などの非人道的行為や武装勢力の資金源となり得る「紛争鉱物」への理解を深めると同時に国際社会の紛争鉱物への対応を中心に理解を深め、後半では、三菱マテリアル株式会社の「責任ある鉱物調達」への取り組みを説明いただきました。講義の中で「金」の説明と共に金塊のレプリカに触らせていただくと、学生からは驚きの声も上がるなど貴重な体験となりました。
また、講義後は、3チームに分かれてグループワークを実施、「誰もがサステナビリティを自分ごととして考える社会にするため、三菱マテリアルと一緒に取り組みたいこと」をテーマに参加者同士での意見交換、グループ発表を行いました。グループ発表では、学生向けチラシでの啓蒙活動やショート動画の作成、国際センターやシビックエンゲージメントセンターとの協働など、この日学んだことを自分自身のこととして落とし込み、学生ならではの実践的な提案をする姿が印象的でした。

■参加学生の感想

・講義を通じて知識を習得でき、その後のグループワークを通じて、問題に対して同世代の学生がどのように考えているのかを知ることができた。
・貴重な経験をありがとうございました。サステナビリティを実現することの重要性を学びました。これから自分自身でも、デジタルデバイスに使われている鉱物がどこから取れたものか、適切な方法で入手されたかなどを調べてみようと思います。
・テレビで得た知識と紛争鉱物が繋がり、より深く学べる良い機会となった。
・戦争鉱物をはじめとした、倫理的な問題に対して、一民間企業がどのような取り組みを行っているのかを知ることができた。グループワークでは最後に三菱マテリアルさんの前でボードを使って発表したことが貴重な経験であった。
・今回三菱マテリアルさんが鉱物問題や持続可能性のためにどのような取り組みをしているのか知ることができました。また、スマホや電子機器に使われている金属が紛争鉱物問題に関係している可能性があると知り、消費者自らが意識していかなければならないと学びました。

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