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NEWS(社会連携)

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2025.12.02

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<青山学院大学×ビクターエンタテインメント>「音楽ビジネスから著作権を学ぶワークショップ及びスタジオ見学」を実施

「音楽ビジネスから著作権を学ぶワークショップ」を実施

2025年10月15日(水)と11月5日(水)、青山学院大学の社会連携ワークショップとして、シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー(S-SAP)企業のビクターエンタテインメント株式会社の協力のもと、音楽ビジネスや著作権について学ぶワークショップ「ビクター社員と音楽ビジネスから著作権を学ぼう」を開催しました。

10月15日(水)は青山キャンパスにて「ビクター社員と音楽ビジネスや著作権について学ぶ」講座を実施。11月5日(水)には、ビクターエンタテインメントが運営する渋谷区のレコーディングスタジオの「スタジオ見学会」を実施しました。

■ワークショップ概要

講座名:ビクター社員と音楽ビジネスから著作権を学ぼう
日時:講義 2025年 10月 15日(水)13:20~16:35(青山学院大学 青山キャンパス)
   スタジオ見学 2025年11月5日(水)①10:30~12:00 ②14:00~15:30
実施企業:ビクターエンタテインメント株式会社
参加学生数:講義28名 スタジオ見学23名

■10/15(水) ワークショップの様子

10月15日の講義では、「著作権」や「音楽ビジネスの仕組み」を学ぶことを目的とし、ビクターエンタテインメント株式会社の法務・契約を担当している本学法学部卒の校友である社員の方を講師に迎え、具体的な事例に沿って音楽ビジネスと著作権の講義が行われました。

講義前半は、SNS投稿やイベント時の音楽BGM、生成AI、ロゴマークなど身近な具定例を通して著作権への理解を深めると同時に音楽業界の基本的な仕組みを学び、後半では著作権と音楽ビジネスに関するワークを実施、参加者同士での意見交換や発表を通して、より実践的な音楽ビジネスへのかかわりを学びました。

■11/5(水) スタジオ見学の様子

11月5日(水)には、ビクターエンタテインメント株式会社が運営するレコーディングスタジオ「ビクタースタジオ」見学会を実施しました。1940年、築地で開設され、現在の渋谷区神宮前に移転してから今年で56年。多くのアーティストの楽曲の制作に携わってきたエンジニアの方から直接スタジオ内部を案内していただきました。実際の録音スタジオから音楽が世に送り出されるまでの一連の流れを説明と見学で体験し、音楽制作の「リアル」な裏側を学ぶ大変貴重な機会となりました。

■参加学生の感想
(講義後)
・著作権が、創作者を守るためだけではなく、その先の新しい創作を制限しない機能を両方兼ねているという知見が最も興味深かった。
・AI の利用に関する問題も個人的に気になっていたので、具体的な例を通して学習することができて非常に参考になりました。
・レコード会社はアーティストと関わるだけでなく、彼らの大切な音楽を守るという使命もあるのだと今回の講義でしっかり理解できました。
・著作権というと一見難しい内容に感じますが、音楽レーベルとアーティストの関係性を用いた解説をしていただき、非常に分かりやすかったです。
・実際のアーティストの事例を用いて音楽ビジネスの仕組みを著作権や著作隣接権の観点からご説明頂くなかで、著作権が音楽ビジネスの底流に流れるものである点が理解できました。

(スタジオ見学後)
・私たちの耳に届いている音楽が、想像以上の手間暇をかけて作られているということを実感しました。
・より専門的なスタジオの知識を得る事ができ、より音楽業界への理解を深める事ができたように感じます。マイクで自分の声を聞く事ができたこと、ミックスの機械を触ることができたことが深く印象に残りました。
・場所ごとに音の反響が細かく違って、それには壁の角度や床や壁の材質によって異なることを身をもって体験できました。
・レコーディング業務に抱いていた興味がより大きくなりました。説明をしてくださった方がおっしゃっていた、「自分の作品になっていく」という言葉が印象に残り、私もそのようなこだわりを常に持ちながら何事にも挑んでいきたいと思いました


本学では、今後も企業・自治体等と連携を深め、学生また社会にとっても良い機会を提供できるよう努めてまいります。