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2025.10.24

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【硬式野球部】「2025年度 東都大学野球 秋季リーグ戦」で6季連続18度目の優勝

2025年10月24日(金)、神宮球場にて行われた「2025年度 東都大学野球 秋季リーグ戦」で、本学硬式野球部が亜細亜大学を3-0で敗り、今春に続いて6季連続18度目の優勝を果たしました。

最終戦となる亜細亜大学戦。2回に中田達也選手(社会情報学部 社会情報学科4年)が二塁打を放ちチャンスを作ると、大神浩郎選手(総合文化政策学部 総合文化政策学科1年)がタイムリーを放ち、1点先制しました。
先頭に二塁打を許した1―0の五回。ベストナインに選ばれた一塁手でもある小田選手がバントを猛チャージでさばき、、進塁を阻んで流れを渡さなかった。
さらに6回、副主将初谷健心選手(総合文化政策学部 総合文化政策学科4年)が2ランホームランを放ち、2点を追加しました。

そしてピッチャーの中西聖輝選手(コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科4年)が投げ切り、東都大学野球 1部リーグ6連覇を達成しました。

また、青山学院大学は、最高殊勲選手(MVP)と最優秀投手を中西聖輝が受賞。新人賞に大神浩郎、ベストナインでは投手・捕手・一塁手の3部門で選出されるなど、個人表彰で大きな成果を収めた。

個人表彰(青学大)
・最高殊勲選手(MVP):中西 聖輝 満票[初]
・最優秀投手:中西 聖輝 6票[2]
・新人賞:大神 浩郎 6票[初]

ベストナイン(1部リーグ/青学大)
・投手:中西 聖輝 満票[2]
・捕手:渡部 海 5票[4]
・一塁手:小田 康一郎 満票[3]

注記
[初]は初受賞、[数字]は通算受賞回数。満票は全票一致での選出を示す。

監督からのコメント

安藤寧則監督

青山学院大学は選手数こそ多くないが、全寮制の環境で結束力が高い。少数だからこそ一人ひとりに目が届き、きめ細かい指導ができる。縁あって青学に来てくれた自慢の後輩たちが、ここで積み上げてきた取り組みを「正解」にしたい。勝負は勝ち負けが全てではないが、勝ってこそその正解を証明できると考えている。

中西(選手)については、本人は今季も早くマウンドに立ちたい気持ちが強かったが、コンディションを最優先に二人で話し合い、2カードを回避するなど慎重に調整してきた。今日は先日の亜細亜大学戦ほど状態は良くなかったが、要所を締めて投げ切ってくれた。勝てる投手はやはりすごい。選手たちが「青学を選んでよかった」と胸を張れるよう、引き続きチーム一丸で日本一に挑んでいく。

選手からのコメント

主将 藤原夏暉選手(法学部 法学科4年)

東洋大学戦で負けが続いたが、やってきたことに間違いはないと信じてみんなで話した。監督から運を掴みきる準備をしようと背中を押された。

初谷健心選手(総合文化政策学部 総合文化政策学科4年)

ずっと中西選手に助けられてた。今回の試合では中西選手を助けられてよかった。

小田康一郎選手(文学部 史学科4年)
ベストナイン

全員戦力を象徴する試合だった。エースだけでなく、副キャプテンの初谷選手が決めてくれた。プレッシャーのかかる中、勝つことができて良かった。

中西聖輝選手(コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科4年)
最高殊勲選手 最優秀投手 ベストナイン

今日は序盤からチームが点を取ってくれた。(自分の)調子があまり良くない中、周りに助けられ完封できて良かった。100点ではなかったが、青学の持ち味であるトータルで勝負することができた。

昨日のドラフトの影響は全くなく、切り替えて試合に臨むことができた。今日は、監督に投げさせて欲しいと言って、投げさせてもらった。監督の采配批判が出ることも承知の上だったが、それでも投げさせてもらった。アマチュアである限り投げきりたいし、マウンドから降りたくない。監督からは「もっと投げてくれ」と言われたことはない。これはいつか必ず伝えなければならないと思っていた。

監督には本当に感謝している。選手をここまで大事にしてくれる監督はいない。野球以外の面でも成長させてくれて、野球人生が変わった。自己中心的だった自分が、今はチームや監督の喜ぶ姿を見たいと思えるようになり、成長したと感じる。最後に日本一になりたい。

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