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NEWS(経済学部)

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2024.01.30

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【経済学部】中村まづるゼミナール(経済学科)が「2023年度 第26回公共選択学会 学生の集い 最優秀賞(加藤賞)」を受賞

2023年12月9日(土)、「2023年度 第26回公共選択学会」がオンライン開催され、中村まづるゼミナール(経済学部経済学科)の3年生、朝比奈愛里子さん、梅原明日美さん、柏木想代さん、長尾乃愛さん、中山莉子さんのチームの論文が「最優秀賞(加藤賞)」を受賞しました。

▼公共選択学会「学生の集い」とは
「学生の集い」は、学部生の研究奨励と公共選択論の学問的発展に寄与することを目的に、年1回開催されています。公共選択学会会員のゼミナールを対象とし、学会から発表された共通テーマについて論文を作成し、プレゼンテーションによる第1次審査と論文による第2次審査を経て、最も優秀なもの1件に「加藤賞」が授与されます。

▼研究概要
今回、中村まづるゼミナールのチームは、「日本の国と地方の行財政制度をどのようにすべきか」というテーマに対し、コロナ対策で顕在化した「地方自治体の自主性が阻害され、適切な国と地方の役割分担が実現していないこと」に問題意識を持ち、着目しました。その原因の一つが「現在のデジタル・ガバメント推進の方法」にあると考察しました。本研究では、デジタル・ガバメントを推進しながらも、適切な国と地方自治体の役割分担を実現する行財政制度を提言しました。

学生からのコメント

朝比奈愛里子さん(経済学部 経済学科3年、中村まづるゼミナール)

この度は最優秀賞(加藤賞)という名誉ある賞を頂き、誠に光栄です。約4ヶ月間チームで研究に没頭した成果がこのような形で実り、とても嬉しく思います。まだまだ未熟な私たちを指導してくださった先輩方、そして中村先生、ありがとうございました。この経験を今後の更なる学びに生かしてまいります。

指導教員からのコメント

中村まづる教授(経済学部 経済学科)

「学生の集い」は今年で26回目を迎え、当ゼミナールは今回で10回目の受賞を果たしています。ゼミナールでは経済政策論を研究していますが、特に、今年はテーマの幅が広く、問題意識の焦点の絞りこみに苦労したチームが多かったようです。そのような中で、過去3年にわたるコロナ禍を振り返り、政策評価と今後のあり方に真摯に向き合い、議論を重ねた点、さらに、最近注目を集めているデータに基づく政策評価の取り組みに取り組んだ点が評価されたことが、今後の自信につながることを期待しています。

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