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EVENT(経済学部)

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2024.07.05

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青山学院大学経済学会 2024年度第1回講演会

2024年度第1回経済学会講演会を開催します。
聴講無料です。興味のある方はどなたでもご参加ください。

日時 2024年7月5日(金)15:05~16:35
場所 青山キャンパス 9号館921教室
テーマ 「エネルギー需要の柔軟性戦略:社会的側面と技術的側面の緊張関係を乗り超えるために」
Strategies for (flexibility in) energy demand, navigating the tension between social aspects and technology

◆詳細◆
太陽光発電を活用する場合、日中に太陽光パネルで発電した電力を蓄電して夜間に利用することとなります。

しかし、家庭の電力消費量は朝や夕方など特定の時間帯に集中する傾向があります。現在利用可能な技術では蓄電容量に大きな制約があるため、電力需要を効率的に管理し、一日の間で電力利用の平準化することは大切です。

私は、これまでエネルギーシステムと社会行動を結びつけるフレームワークを通して、家庭のエネルギー使用とそのタイミングに影響を与える要因について研究してきました。その目的は、エネルギー使用量を管理するためのより良い戦略を開発するため、エネルギー需要と利用のタイミングを徹底的に理解することです。

今回のプレゼンテーションでは、人々が家庭で使用するエネルギー利用を管理し、エネルギー使用パターンを変化させる方法について探ります。自動化技術や金銭的インセンティブを利用し、人々のエネルギー使用パターンの転換を促す方法について紹介します。一連の分析で重要になる点は、エネルギー使用を削減する努力とそのタイミングを変える努力が時として相反する場合があることです。
※ Samuele Lo Piano氏の英語による講演会です。逐次通訳あり。
講師 Samuele Lo Piano 氏
英国レディング大学建築環境学部研究員

◆略歴◆
主な研究テーマは、複雑システム、特にエネルギー政策、環境持続可能性、都市開発における感度分析と不確実性定量化手法の応用。社会の代謝、資源管理、政策決定プロセスの複雑な関係を解明することに情熱を注いでいる。研究を通じて、持続可能な未来のための政策に情報を提供できる、ロバストで信頼性の高いモデルの開発に貢献することを目指している。
2024年8月31日までの3ヶ月間、キヤノン財団のフェローシップで青山学院大学に滞在中。
定員 230名
※定員の都合上、経済学部生の入室を優先させていただく場合がございます。予めご了承ください。

CONTACT

  • お問い合わせ先

    青山学院大学経済学会

    青山キャンパス 8号館6階 経済学会

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    keizaigakkai@econ.aoyama.ac.jp

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