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2025.01.28
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【経営学部】矢澤憲一ゼミナール(経営学科)が「Accounting Competition in 2024」で優秀賞を受賞

2024年12月15日(日)、「Accounting Competition in 2024」の決勝が日本大学(東京都世田谷区)にて開催され、矢澤憲一ゼミナール(経営学部 経営学科)から3チームが参加し、そのうち「実践的研究分野」に出場した「会計ネコチーム」が優秀賞を受賞しました。
矢澤ゼミでは、企業報告(コーポレート・レポーティング)と企業行動、企業価値の関係性について、テキストマイニングやAIなどの最新の分析ツールを用いながら研究活動に取り組んでおり、過去の大会でも最優秀賞や優秀賞を獲得した実績があり、今回も高い評価を得ました。
▼「Accounting Competition」とは
2016年に創設された会計学分野における大学生の研究発表大会です。大会では学術的研究分野と実践的研究分野にわかれて予選、決勝が行われます。2024年に開催された第9回研究発表大会では、過去最高となる26大学、36ゼミナール、84チームがエントリーしました。

研究概要
「会計ネコチーム」の研究テーマは、「統合報告書におけるESG投資の評価を行う新指標の作成に関する研究」です。本研究では、AIツール「ぶんせきネコ」を独自に開発し、ChatGPTを活用して統合報告書の内容を自動的に分析するシステムを構築しました。「ぶんせきネコ」は企業のESG情報を簡潔に分析し、一般投資家が短時間で理解できる新しい指標を提供することを目指しています。このツールを活用して、企業のESGへの取り組みを視覚的に分かりやすく表現し、特に一般投資家のESG投資への関心を高めるための研究を行いました。
学生からのコメント
伊吹夢香さん(経営学部 マーケティング学科3年)
最初は会計学についての知識は乏しかったですが、知れば知るほど探究心が湧き、研究を進めていく中で、このような仕事がしたいと明確にやりたいことができました。今回受賞することができたのは、メンバーのおかげだと感じています。ありがとうございました。
榊大幹さん(経営学部 経営学科3年)
「前例がない研究をしたい!」という思いが強かったので、会計学の最新のトレンドやAIといった比較的新しい内容を取り扱いました。先行研究が少なく困難もありましたが、チームのメンバーと矢澤先生のアドバイスに助けられながら研究を進めることができました。
白鳥悠知さん(経営学部 経営学科3年)
研究を進めていく中で、企画の立案からデータの分析や検証など、さまざまな場面において苦労を感じたのですが、メンバー全員が協力し合い、何とか一つの形にすることができたことは、自分の中でも大変貴重な経験となりました。
指導教員からのコメント
矢澤憲一教授(経営学部 経営学科)
学生たちが自ら課題を設定し、新しいアプローチを模索して一生懸命に研究に取り組んだことが成果につながったと思います。本研究がESG投資の普及に少しでも貢献することを願っています。皆さんの今後の活躍を期待しています。