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2011.11.09

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「第43回全日本大学駅伝」、本学は9位でゴール

2011年11月6日(日)、「第43回全日本大学駅伝」が開催され、本学は総合9位(記録:5時間27分55秒)でゴールしました。「第43回全日本大学駅伝」には、オープン参加の東北学連選抜および東海学連選抜も含め、全国各地区の予選を勝ち抜いた全27チームが出場。熱田神宮から伊勢神宮までの106.8km、8区間を競いました。
本大会2年振り2回目の出場となった本学は、先日行われた「第36回高島平・日刊スポーツ・ロードレース大会」で上位入賞したメンバーを中心にオーダーが組まれました。

1区、福田 雄大選手(社会情報学部2年)は、スタート後自身の調子が上がらず苦しい展開の中、ハイペースでレースが進んで行くところを、自分のペースを守ったレースを展開。2区に襷を渡しました。
2区、出岐 雄大選手(社会情報学部3年)は、13位で襷を受け取ると、学生長距離界を牽引する各校のエースが集う中で10人抜きを達成。順位を3位まで押し上げ、次に襷をつなぎました。なお、出岐選手は、あと5秒で「区間記録」というタイムで全日本大学駅伝初出場ながら、青学史上初の「区間賞」を獲得しました。
3区を走った大谷 遼太郎選手(国際政治経済学部3年)は、三大駅伝初出場と3位という上位での襷リレーのプレッシャーからか、後半思うように力を発揮できず、順位を4つ下げ、7位で4区に襷を手渡しました。
4区、高橋 宗司選手(教育人間科学部1年)は、出雲駅伝に続いて2度目の三大駅伝出場。途中から一人旅のレースが続く中、自分のペースをも守って7位の順位をキープ。5区に襷をつなぎました。
5区、小嶺 篤志選手(法学部3年)は、本来は起伏のあるコースを得意とするため、短い平地でのレースの対応に苦しみ、後続に抜かれ9位に後退。6区に襷をリレーしました。
6区、井上 尚樹選手(総合文化政策学部2年)も三大駅伝初出場で、懸命に前を往く選手を追いかけますが、その差が少し開き7区へリレー。
7区、佐藤 研人選手(総合文化政策学部1年)も一度できた流れを取りも戻すことが出来ず9位のままアンカーに襷を託しました。
8区、横山 拓也選手(総合文化政策学部3年)は、最長の19.7kmを任され、前も後ろも見えない難しい状況の中、順位をキープ。そのまま9位でゴールしました。

本学は、今大会2回目の出場でしたが、初出場の第41回大会よりも順位を6つあげ、総合成績も8分27秒縮めてゴールしました。また、前回大会では、レースの最初から最後までシード権争いに絡むことはありませんでしたが、今回は3区までは、シード権争いに加わり、チームとして着実に進化を遂げています。さらに、今大会も出雲大学駅伝と同様に、三大駅伝の経験が浅い選手を中心にオーダーが組まれ、選手たちは、大きな大会を経験する場となりました。このレースをステップに来年1月2日・3日の「箱根駅伝」での活躍が期待されます。

また、沿道にはフレッシュグリーンの青山学院大学の応援の旗がかかげられ、半田正夫理事長、伊藤定良学長、仙波憲一体育会長をはじめ多くの校友の皆様・教職員・応援団・吹奏楽バトントワリング部による温かい応援の後押しがありました。「箱根駅伝」ではより一層の応援をお願いいたします。

 ~原監督のコメント~

 

これまで「中盤から勝ち上がっていくチーム」を目指していましたが、今回の「全日本大学駅伝」では、2区で3位に上がったにもかかわらず、シード権獲得はなりませんでした。チームとしては、着実に実力がアップして進化は遂げていますが、まだまだ力不足は否めません。今後、上位をキープできるチームを目指して、選手の底上げをはかるとともに、来年の「箱根駅伝」に向けて、一層気を引き締めていきたいと思います。
このたびは、多くの学院関係者の皆様の声援をいただき心より感謝申し上げます。これからも皆さまのご声援をよろしくお願いいたします。

 ~選手のコメント~

 

【 1区 福田 雄大 選手 】

今回は不甲斐ない走りをしてしまいました。自分の力のなさを痛感したので、この悔しさを「箱根駅伝」にぶつけたいと思います。応援ありがとうございました。

 

【 2区 出岐 雄大 選手 】

応援ありがとうございました。チームとして良い結果を残せるよう、自分がしっかり引っ張り続けたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

 

【 3区 大谷 遼太郎 選手 】

箱根で借りを返します。今後とも応援をお願いします。

 

【 4区 高橋 宗司 選手 】

応援ありがとうございました。現実を知って、反省して、次につなげます。

 

【 5区 小嶺 篤志 選手 】

応援してくださった皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。箱根で再起を誓います。

 

【 6区 井上 尚樹 選手 】

応援ありがとうございました。駅伝の難しさ、自分の甘さを実感させられた結果となりました。この経験を活かして次の箱根ではチーム3位という目標に貢献したいです。

 

【 7区 佐藤 研人 選手 】

今回は、実力のなさ、弱さを痛感しました。同じ失敗をしないよう箱根で挽回します。今後とも応援よろしくお願いします。

 

【 8区 横山 拓也 選手 】

今回は、応援ありがとうございました。シード獲得という目標は達成できませんでしたが、箱根では必ず3位を勝ち取るので、今後とも応援よろしくお願いします。

* 写真提供:卒業アルバム委員会

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