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2022.12.16

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「第99回 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」出場壮行会を開催

2022年12月15日(木)、青山キャンパス ガウチャー記念礼拝堂前において、また12月16日(金)には、相模原キャンパス ウェスレー・チャペル前において「陸上競技部(長距離ブロック)第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)出場壮行会」を行いました。

青山キャンパス 壮行会 12月15日(木)

青山キャンパスでは、左近豊 大学宗教主任による開会祈祷後、原晋 監督は次のように決意を表明しました。

「監督就任19年目、12年連続の出場となります。今年度の大学三大駅伝では、出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに残念な結果に甘んじてきましたが、同時代に与えられた他大学の良きライバルたちから大いに刺激を受け、箱根駅伝に向けてチームは11月以降、非常に良い状態に整ってきています。今回の作戦名は『ピース大作戦』です。今年はロシアによるウクライナ侵攻があり、現在もなお平和が脅かされている。コロナ禍も完全には終息していない。そのような中、我々は箱根を走ることができることを幸せに思います。箱根駅伝が行われることに感謝し、平和を祈り続ける青山学院大学として、そして2連覇を示すピースサインで優勝のゴールテープを切ってほしいという願いも込めて『ピース大作戦』で挑みます。応援のほどよろしくお願いいたします。」

その後、今大会のエントリー選手が紹介され、宮坂大器 主将(国際政治経済学部4年)をはじめ壮行会に出席した選手が、抱負を述べました。

宮坂大器 主将

宮坂大器 主将「今年はチームの選手層の厚さから、私自身は力が及ばず登録メンバーに入ることができませんでしたが、主将として、優勝という目標に向かって全力でサポートします。チーム一丸となって頑張りますので、テレビ・ラジオを通じての応援をよろしくお願いします。」

宮坂大器 主将
脇田幸太朗選手

脇田幸太朗選手(法学部4年)「これまで常に『覚悟』をもって臨んでいたつもりだったが、今期の三大駅伝の悔しい結果を受けて、自分にはまだ『覚悟』が足りなかったことを痛感しました。箱根は絶対に譲れない、という強い気持ちで2連覇を狙いに行きます。」

脇田幸太朗選手

続いて、阪本浩 学長から宮坂大器 主将へ、2年連続の総合優勝へ導くフレッシュグリーンの襷授与が行われ、「何人もの選手から『確信』という言葉が発せられるのを聞き、また、皆さんの落ち着いた様子から、2年連続の総合優勝を確信することができました」と、端的かつ力強い鼓舞激励の挨拶があり、続けて、柳田武好「箱根駅伝を応援する会」会長から激励の言葉をいただきました。

激励に応えた原監督は、この壮行会の場で、相模原キャンパスでの授業出席のため参加できなかった選手たちにも言及し、「学業との両立を前提として、選手それぞれが自らの考えで責任を持って陸上競技に取り組む『自律』の姿勢は、青山学院大学陸上競技部の伝統となっています。また、裏方となってチームを支える『サーバント』の存在がなければ、我々は今日という日を迎えることもできませんでした。志を一つに、共通の理念のもと、同じ目標に向かってチーム一丸、箱根2連覇を目指します」と、締めくくりました。

最後に応援団と吹奏楽バトントワリング部がエール、カレッジソングを演奏し、青山キャンパスでの壮行会は閉会となりました。

相模原キャンパス 壮行会 12月16日(金)

相模原キャンパスでは、吉岡康子大学宗教主任による開会祈祷の後、原晋監督から「昨日の青山キャンパスに引き続き、陸上競技部の活動拠点である相模原キャンパスでも壮行会が開催されることを感謝いたします。チームは去年以上の仕上がりを見せていますので、ぜひ期待していただきたい。今年はピース大作戦ということで、2番にならないように帰って来たいと思います」との出場報告の後、選手紹介を行いました。

岸本大紀選手

岸本大紀選手(社会情報学部4年)は「今回で3回目のエントリーとなりました。4年生でもあるし、自分の仕事をしっかりして優勝できる走りをしていきたい」、近藤幸太郎選手(経営学部4年) は「大手町で主務の保手濱とキャプテンの宮坂をしっかり胴上げできるように、最後は感謝で終われるように頑張ります」と決意を述べました。

岸本大紀選手
近藤幸太郎選手

近藤幸太郎選手

次に、社会情報学部長の宮川裕之教授から、「箱根駅伝は青学関係者の心がひとつになるイベント。その立役者となるのがここにいる選手たちです。そののびのびとしてレースを楽しんでいる姿は大学スポーツの世界観を変えたと言っても良いでしょう。本番のレースでは、各選手の力を発揮され、レースを楽しんできてください」と激励の言葉がありました。
続いて井田尚学生部長からの「昨年に続く連覇への期待がかかる中でのディフェンディングチャンピオンとしての参加は当然ながらプレッシャーを伴うと思います。しかし、ゼッケン番号1番をつけることができるのは本学1校のみであります。そのことに誇りを持ち、この1年間伸ばしてきた自分たちの力を信じ、守りに入るのではなく、常に攻めの姿勢でバトンをつなぎ、各選手の頑張りと絶妙のチームワークで栄光のゴールを目指していただければと願っております。」という激励のメッセージが司会者より代読されました。

そして宮坂大器主将が選手を代表して「今年は 研鑚~青歴へ継げ~ をスローガンのもと箱根駅伝優勝・大会新記録を目指し、チーム一丸となって取り組んできました。研鑚はその道を行くものが更なる高みを目指していくということ。これまで先輩や監督が築いてきた良き伝統や強みにより磨きをかけて、今とても良い準備ができいると感じます。レース当日は、4年生がチームの支柱となり、箱根は譲れないという思いで、走らないメンバーもチーム一丸となって盛り上げて優勝したいと思っています。応援よろしくお願いします。」と箱根駅伝に向けての決意を表明しました。最後に応援団と吹奏楽バトントワリング部がエール・カレッジソングを演奏し、閉会となりました。

レースは2023年1月2日(月・祝)、3日(火)に開催されます。今後も本学陸上競技部へのご声援をお願い申し上げます。

【第99回 東京箱根間往復大学駅伝競走 エントリーメンバー(敬称略)】

岸本大紀(社会情報学部4年)
近藤幸太郎(経営学部4年)
中倉啓敦(社会情報学部4年)
中村唯翔(総合文化政策学部4年)
西川魁星(地球社会共生学部4年)
西久保遼(コミュニティ人間科学部4年)
目片将大(コミュニティ人間科学部4年)
横田俊吾(教育人間科学部4年)
脇田幸太朗(法学部4年)
佐藤一世(総合文化政策学部3年)
太田蒼生(コミュニティ人間科学部2年)
田中悠登(経営学部2年)
若林宏樹(地球社会共生学部2年)
荒巻朋熙(コミュニティ人間科学部1年)
黒田朝日(地球社会共生学部1年)
塩出翔太(教育人間科学部1年)