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2019.03.14
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2018年度CAT&CAIRの研究成果報告会
2019年2月26日(火)、相模原キャンパスF棟1階にて理工学部附置先端技術研究開発センター(CAT:Center for Advanced Technology)と理工学部附置先端情報技術研究センター(CAIR:Center for Advanced Information technology Research)の2018年度合同研究成果報告会が開催されました。CATからは全15プロジェクトから32件、CAIRからは18件の合計50件のポスター発表が行われました。
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多数の参加者で熱気に包まれた会場の様子
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大学院生によるポスター発表
報告会場には様々な企業の方々を含む多くの聴衆が集まり、プロジェクトに参加している多くの大学院生も加わって活発な討論が繰り広げられました。材料・デバイス系や生命・基礎科学系を中心とした研究プロジェクトからなるCATと、AI・制御工学やインフォマティックス等を中心とした情報テクノロジー・システム工学系からなるCAIRの研究成果報告が同時に行われることは理工学部でもめずらしく、普段と異なる分野の研究報告で教員、大学院生が熱心に討論を行うことで視野を広げ、異分野に共通点を見出し、境界領域での研究の可能性を考える良い機会となりました。
また、CATでは発表後CAT運営委員による投票の結果、以下の5件の報告が2018年度CAT優秀研究報告賞に選ばれました。
澤田百々子さん(理工学研究科 理工学専攻 博士前期2年 下山淳一教授研究室)
「新規炭素源MgB2C2を用いたin-situ法MgB2多結晶材料の合成と物性」 (前熱処理、後熱処理過程導入による実用高温超伝導材料高機能化プロジェクト) |
鈴木崇啓さん(理工学研究科 理工学専攻 博士前期2年 重里有三教授研究室)
「The effect of Ti dopant on the thermophysical properties of amorphous DLC films」 (機能性無機薄膜の高次構造制御法の確立と物性解析プロジェクト) |
平山実花さん(理工学研究科 理工学専攻 博士前期1年 橋本修教授研究室)
「円形パッチ配列電波吸収体の等価回路推定及び寸法設計」 (マイクロ波・ミリ波帯用高機能電波吸収体の開発プロジェクト) |
金坂拓哉さん(理工学研究科 理工学専攻 博士前期2年 古川信夫教授研究室)
「フラストレーションによって創発する量子スピンダイマー磁性体の多様な磁気秩序」 (フラストレーションと熱・量子揺らぎによって創発する新奇な相転移現象プロジェクト) |
根來将吾さん(理工学研究科 理工学専攻 博士前期1年 阿部文快教授研究室)
「深海好圧性細菌におけるペプチド輸送体の多様性と機能の解析」 (微生物における栄養源輸送体制御と遺伝子機能の解析プロジェクト) |