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2019.11.12

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若松勇真さん(理工学研究科)が第5回ゼブラフィッシュ・メダカ創薬研究会で「優秀ポスター賞」を受賞

2019年11月2日(土)に千葉大学薬学部120周年記念講堂で開催された第5回ゼブラフィッシュ・メダカ創薬研究会で、魚の運動能力測定に関するポスター発表を行い、若松勇真さん(理工学研究科理工学専攻生命科学コース博士前期課程2年・脳科学研究室/平田普三教授研究室)は、「優秀ポスター賞」を受賞しました。
ゼブラフィッシュ・メダカ創薬研究会は、ゼブラフィッシュやメダカなどの小型魚類をモデルとした創薬の最新情報の共有を図る学術集会です。本研究で若松さんはゼブラフィッシュ成魚の運動能力を定量評価する手法を確立しました。これを用いて、遺伝的に運動能力が高い系統と低い系統があることを発見し、それが親から子に遺伝することを明らかにしました。これは人間でいうと、アフリカ系の人が陸上種目で強いことに似ています。本研究で確立された運動能力評価法は遺伝子研究だけでなく、創薬研究にも応用できます。
若松さんの発表は、サイエンスとしての研究成果と将来性のみならず、見やすいポスターデザインと分かりやすい説明が審査員から高く評価され、「優秀ポスター賞」に選ばれました。

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