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「2025年度 AGU Research Report ~青山学院大学の研究報告」公開にあたって

統合研究機構の役割と活動

副学長・統合研究機構 機構長 中里 宗敬

 青山学院大学の研究活動は、社会や学術環境が大きく変化する今日においても、その本質を見失うことなく歩みを進めてきました。統合研究機構は、こうした本学の研究力を横断的に支え、次代につながる学術の創成を促す中核組織として2018年に設立され、2025年度で8年目を迎えました。
 これまで統合研究機構のもとでは、総合研究所、総合プロジェクト研究所、リエゾンセンター等を核に、多分野にわたる研究プロジェクトが展開されてきました。青山キャンパスと相模原キャンパスという地理的条件を超え、分野・所属・世代を越えた知の交差点を形成してきました。個々の専門性を尊重しつつ領域を越えて協働する研究の積み重ねは、本学ならではの研究文化として確実に根付きつつあります。
 また、本学が大切にしてきたキリスト教精神を基盤として、ジェンダー平等や多様性の尊重、持続可能な社会に向けた環境への配慮といった価値を、研究活動のあらゆる段階において共有していきます。学内外の研究ネットワークを一層広げ、社会との対話を通じて研究成果を還元することで、「研究の青山」としての存在感と信頼を高めていきたいと考えています。
 AGU Research Report 2025に収録された研究成果は、その歩みを示すものです。本学の研究の現在と未来を伝えるとともに、新たな連携や挑戦への契機となることを願っております。今後も統合研究機構は、知的探求を支える基盤として、青山学院大学の研究活動のさらなる発展に尽力してまいります。