TOP

NEWS(社会連携)

POSTED

2024.12.17

TITLE

【AG150】<青山学院大学 × 『VOGUE JAPAN』>新世代ビューティーイベント「VOGUE BEAUTY NEXT」を開催 ~新世代が描く、社会課題を変革する“美”の未来~

Photography:Kaori Nishida(『VOGUE JAPAN』提供)

2024年12月8日(日)、青山学院創立150周年と『VOGUE JAPAN』25周年を祝うコラボイベント「VOGUE BEAUTY NEXT」を青山学院大学 青山キャンパスで開催しました。本イベントは、合同会社コンデナスト・ジャパン 副社長/『VOGUE JAPAN』発行人の平石敬晴氏と青山学院大学 地球社会共生学部長 松永 エリック・匡史教授が共同プロデュースし、Z世代とともに新しいビューティーの価値観を探る場として実施しました。今年4月、青山キャンパスに開館した「マクレイ記念館」を会場として、「Inner self(内面)」と「Outer self(外面)」をテーマに、トークセッションやワークショップを展開しました。

今回のイベントは、「美」が単なる外見にとどまらず、社会課題とも密接に関わっていることを実感させるものとなりました。特に、「Inner self(内面)」と「Outer self(外面)」が連携したテーマは印象的で、外面的な美しさが内面的な充実や社会的責任とどうつながるかどうかを考える重要な機会となりました。Z世代がメンタルヘルスやアイデンティティ、女性支援などのテーマに真剣に向き合う姿に、今後社会を変革していく力が感じられました。

Photography:Kaori Nishida(『VOGUE JAPAN』提供)
松永 エリック・匡史学部長(中央)、ティファニー・ゴドイ氏(右) Photography:Kaori Nishida(『VOGUE JAPAN』提供)

オープニングでは、エリック学部長と『VOGUE JAPAN』のティファニー・ゴドイ氏が登壇し、「美が人生に与えるもの」や社会課題への向き合い方を議論しました。その後、4つのLESSON(トークセッション)が展開されました。LESSON1では「MENTAL HEALTH」がテーマとなり、デジタルと上手に向き合う方法が討議されました。LESSON2では「IDENTITY」をテーマに、元Sexy Zone マリウス葉さんが自身の経験から社会変革に向けたビジョンを語りました。LESSON3では「WELLNESS」に焦点を当て、女性支援についての議論が行われ、「SELF-CARE」をテーマにしたLESSON4では、俳優たちがセルフケア方法を共有しました。

松永 エリック・匡史学部長(中央)、ティファニー・ゴドイ氏(右) Photography:Kaori Nishida(『VOGUE JAPAN』提供)
Photography:Kaori Nishida(『VOGUE JAPAN』提供)

さらに、「Outer self」のテーマに基づくエリアでは、VOGUE BEAUTY AWARDS受賞アイテムや最新スキンケア、メイクアップアイテムを試せるタッチ&トライも実施され、来場者は本イベントを通して、「Inner self(内面)」と「Outer self(外面)」の「美」について、理解を深めることができました。

Photography:Kaori Nishida(『VOGUE JAPAN』提供)

地球社会共生学部 松永 エリック・匡史学部長からのコメント

このイベントの最大の意義は、単なる美の追求にとどまらず、社会課題に対する新しい視点を提示し、持続可能な社会に向けた意識改革を促進することでした。『VOGUE JAPAN』と青山学院大学は共同で、美が社会に与える影響を再考し、社会的責任を果たすための新たな「美」の定義を提示しました。本学は、学生に社会的責任を自覚させ、美を通じて社会課題に向き合う機会を提供し続けたいと考えています。

VOGUE JAPANと本学の共同イベントは、持続可能で社会的に責任ある美の概念を広め、参加者に社会問題の解決に向けた行動を促す重要な一歩となったと言えるでしょう。

関連情報