TOP

NEWS(スポーツの活躍)

POSTED

2023.10.27

TITLE

【陸上競技部】「第107回日本陸上競技選手権大会・リレー競技」で4年ぶりの両種目入賞

2023年10月7日(土)〜8日(日)、「第107回日本陸上競技選手権大会・リレー競技」が国立競技場(東京都新宿区)で開催され、本学陸上競技部からは、女子4×100mリレーおよび女子4×400mリレーの2種目に出場し、4年ぶりに両種目入賞を果たしました。

4×100mリレーでは、第1走者の三村香菜実選手(教育人間科学部 教育学科4年)が好走し、チームに良い流れを作りました。このレースで競技を引退する三村選手は「最後のレースは、私がリードして、後輩たちに安心して走らせてあげたい。」と抜群の加速力を発揮し、上位でバトンを繋ぎました。そのバトンを受けた第2走者の石川優選手(コミュニティ人間科学部3年)、第3走者の倉橋美穂選手(社会情報学部2年)、最終走者の佐藤葵唯選手(教育人間科学部 教育学科1年)は、途中わずかなバトンパスの乱れがありながらも、力強い走りで先輩の思いに応えました。結果は僅差の5位となり、表彰台を逃したためメンバーは悔しさを滲ませました。今年度は、石川選手がワールドユニバーシティゲームズ、佐藤選手が東アジアU20選手権の日本代表にそれぞれ選出され、倉橋選手も関東学生新人陸上競技選手権大会において3冠を達成し、最優秀選手に輝いています。今大会で引退する先輩からの思いを受け継ぎ、次世代を背負って立つ「エースたち」の今後の活躍から目が離せません。

4×400mリレーでは、今季好調の金子ひとみ選手(コミュニティ人間科学部4年)が第1走者を務めました。これまで金子選手は、屋台骨と称されるほどに数多くのリレーに出走し、チームを支えてきました。「青学のメンバーとして沢山のリレーを走らせていただき、感謝の気持ちでいっぱい。」と語り、4年間で大黒柱へと成長を遂げた貫禄の走りを見せ、先頭でバトンを繋ぎました。続く第2走者は、予選を走ったキャプテンの青木穂花選手(教育人間科学部 教育学科4年)に代わって、ルーキーの山内そよ選手(コミュニティ人間科学部1年)が務めました。「緊張しましたが、キャプテンから優しく送り出されて自信を持てました。」と、青木選手の思いも背負って積極的にレースを展開し、堂々の走りを見せました。また、山内選手からバトンを受け取った第3走者の川窪萌夏選手(教育人間科学部 教育学科3年)は、初めてとなる大舞台にも物怖じすることなく、レース展開を冷静に見極めて実力を遺憾なく発揮しました。そして、最後にバトンを託された第4走者の高島咲季選手(コミュニティ人間科学部4年)は、各チームのエースと堂々と渡り合い、粘り強い走りを見せました。入学時から、常にチームのエースであり続けた高島選手は、「仲間の気持ちがバトンを通してヒシヒシと伝わってきました。集大成として最高の走りで応えたかったです。」と述べ、メダルにはわずかに届かず4位でのゴールとなりましたが、最後までエースの威厳を示しました。

日本最高峰の舞台において、本学陸上競技部のお家芸とも言えるリレー両種目で見事入賞することができました。今回は惜しくも届かなかったメダル、そして悲願の優勝に向け、今後ともより一層精進して参ります。

大会結果

(左から)三村香菜実選手、石川優選手、倉橋美穂選手、佐藤葵唯選手
■女子4×100mリレー

第5位 三村香菜実選手(教育人間科学部 教育学科4年)→石川優選手(コミュニティ人間科学部3年)→ 倉橋美穂選手(社会情報学部2年)→佐藤葵唯選手(教育人間科学部 教育学科1年)

▼三村香菜実選手からのコメント
目標としていた順位と記録に及ばず、リレーの難しさを改めて感じましたが、大学最後となる今大会で入賞を果たすことができ、非常に嬉しく思います。サポートや応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

▼佐藤葵唯選手からのコメント
悔しい結果で終わってしまったので、また来年リベンジします。

(左から)三村香菜実選手、石川優選手、倉橋美穂選手、佐藤葵唯選手
(左から)高島咲季選手、川窪萌夏選手、山内そよ選手、金子ひとみ選手
■女子4×400mリレー

第4位 金子ひとみ選手(コミュニティ人間科学部4年)→山内そよ選手(コミュニティ人間科学部1年)→川窪萌夏選手(教育人間科学部 教育学科3年)→高島咲季選手(コミュニティ人間科学部4年)

▼金子ひとみ選手からのコメント
4位という悔しい結果で終わってしまいましたが、自分たちの実力は発揮できたと思います。4年間、青学のメンバーとして沢山のリレーを走らせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。優勝は後輩に託します!

▼高島咲季選手からのコメント
4年間の集大成としてメダルを取ることができず悔しい結果になりましたが、みんなで入賞することができて良かったです!

(左から)高島咲季選手、川窪萌夏選手、山内そよ選手、金子ひとみ選手

関連情報