2024年5月29日（水）、本学硬式野球部が東都大学野球1部リーグ 春季リーグ戦の中央大学戦において、3対1で勝利し、東都大学野球1部リーグ 3季連続通算15度目の優勝を決めました。本学硬式野球部は2021年度から東都大学野球1部リーグに復帰し、昨年度の東都大学野球春季リーグ戦で17年ぶり通算13回目の優勝に輝き、昨年度の東都大学野球秋季リーグ戦優勝に続き、今回3連覇を果たしました。

5月9日（木）に本学、5月24日（金）に中央大学がそれぞれ勝利し、優勝をかけた直接対決として3回目の対戦。強風が吹き荒れ試合延期となった前日から一変、爽やかな晴天の中、中央大学とのリーグ戦優勝をかけた試合が5/29（水）9：00からスタートしました。

本学は1回裏、1アウト2塁のピンチを迎えるも、無失点で試合が進行しました。続く2回裏では、ホームランを浴びるも、最少失点。その後、互いに無失点の展開が続く中、4回表に逆転のチャンスが到来し、主将の佐々木泰選手（コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科4年）が今季第1号となる逆転の3ランホームランを放ちました。その後も、先発の中西聖輝選手（コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科3年）が冷静な投球で無失点に抑え、リードを守り切り、3対1で勝利。2024年度東都大学野球1部リーグ 春季リーグ戦を制し、東都大学野球1部リーグ通算15度目の優勝に輝きました。

皆さまからの温かい応援、ありがとうございました。

試合後、安藤寧則監督は、「負けたくないというのが一番でした。相手があってのスポーツなので、どれだけ準備しても、相手を上回るための日々の積み重ねであったり、ゲームの中でやれることを一人一人ができた積み重ね、またいろんな心の動きがある中でやり切ってくれたことが結果につながったと思っています。本当に幸せです。」と振り返り、「（逆転ホームランを打った佐々木選手に対して）後輩たちを自信をもって送り出している。日々の練習の積み重ねを見ている。その積み重ねが信じさせてくれた。佐々木を信じていた。信じたことが結果につながった。」と話しました。
また、今後に向けては、「東都の代表として全日本大学野球選手権に出場させていただけるので、しっかり足元を固めて臨んでいきたい。」と語りました。

主将の佐々木選手は、「4年間頑張った成果が今日形になった。自分が打てなくてもチームが勝てばとは思うようにしていたが、今季自分が打てなくて、主将として情けないと思うことがあった。昨年の中島主将のように、成績でも引っ張っていける主将でありたいと思っていた。最後の試合でホームランを打つことができ、喜んでいるチームメイトを見て待たせたなと思った。」と話しました。「やっとスタートラインに立てたので次の全日本大学野球選手権に向けて足元を固めて、東都代表として、全員野球で日本一を目指していきたいです。」と今後への意気込みを語ると、最後に青学生へ向けて、「駅伝に負けない応援をお願いしたい。ぜひ全日本大学選手権にも足を運んで優勝する姿を見に来ていただければと思います。」とメッセージをおくりました。

4番を務めた西川選手は、「あと1勝というところで最後の3戦は、思い描いていたバッティングはできなかったが、自分がやってきたバッティングスタイルを貫いたことで最後ヒットにつながった。」と話しました。また、（佐々木選手のホームランの打席の際、ファーボールでガッツポーズをしたが、）「次の選手につなげる思いからファーボールで出塁できた。佐々木選手を信じていた。東都を優勝したが、昨年は4冠を逃したので、全日本大学野球選手権で優勝し、4冠を目指していきたい。」と語りました。

今日先発した中西聖輝選手は、今季の成長について、「技術的にもそうなんですけど、（投手コーチの）中野さんと監督をほんまに心から信頼して、自分の中のいらないプライドを捨てて、全てを信用して野球することで結果もついてきたので。人間的に変われました」と振り返りました。

神宮球場に足を運ばれた皆様、オンラインで試合をご覧いただいた皆様、応援ありがとうございました。
本学硬式野球部は、東都大学野球 1部リーグで優勝し、6月10日（月）開幕の全日本大学選手権に出場します。今後も皆さんからの熱い応援をよろしくお願いします。

アオガクでカガヤク

令和６年度　春季１部リーグ　表彰選手

最高殊勲選手　ベストナイン　西川史礁選手
最優秀投手　児玉悠紀選手
ベストナイン　捕手　渡部海選手