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2024.06.17

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【硬式野球部】 第73回全日本大学野球選手権 2年連続6度目の優勝

第73回全日本大学選手権 優勝

青山学院大学(東都大学)が早稲田大学(東京六大学)を振り切って、史上6校目となる大会連覇で、明治大学、駒澤大学と並ぶ6度目の優勝を決めました。
失策で先制を許した直後、首位打者を獲得した中田達也外野手(社会情報学部 社会情報学科3年)、藤原夏暉内野手(法学部 法学科3年)の適時打などで逆転、先発の中西聖輝選手(コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科3年)から、ヴァデルナ マイコルフェルガス投手(国際政治経済学部 国際経済学科3年)、鈴木泰成投手(社会情報学部社会情報学科 2年)の継投で逃げ切りました。
最高殊勲選手賞(MVP)は、主将で2本塁打も放った佐々木泰内野手(コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科4年)が、首位打者賞は、中田達也外野手(社会情報学部 社会情報学科3年)が受賞しました。

第73回全日本大学選手権 優勝

コメント

安藤寧則監督
本日の勝利について

幸せです。自慢の後輩たちです。
今日の試合に向けて、「相手の応援に負けるな。しっかりやってきた技術を出したら絶対負けない。そして、投げ切る。やりきる、守り切る。」と、一生懸命やり切ることで、皆さんに応援してもらいたいと思って伝えていました。結果として、チーム一枚岩となって粘り強くやり切れました。1失点は(大きい試合で)いつも通りにやることの難しさが出ました。他にもミスもありました。そこが今後の課題です。課題があることは、「さらに強くなることができる」ということであると思っています。

先発の中西聖輝選手(コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科3年)から、流れを切るためにも、ヴァデルナ マイコルフェルガス投手(国際政治経済学部 国際経済学科3年)に替えました。ヴァデルナ選手は今大会で悔しい思いをしていたが、抑えてくれると信じていました。1失点は覚悟していたが抑えてくれました。本当によくやってくれました。
ベンチに戻ってから、チームを集め「やり切るぞ」とみんなに声をかけ、一人一人がやり切った結果が逆転につながったと思います。

昨年秋の大会で負けたが、全日本大学野球選手権を2連覇できた要因は?

「プレイした選手です。」

選手は、自立している大人の集団で、選手たちで日頃からよく話し合っていました。そんな本学の選手を誇りに思います。特に、主将の佐々木泰内野手(コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科4年)は背中で引っ張るタイプで、言い訳はせず我慢強い部分もあるので、部員がついていくのだと思います。
そして、本学は少人数のチーム、物理的に一人あたりと接する時間は増える。試合にでも出られる。失敗しても送り出せる。その繰り返しができるのがうちの強みで、そこが日本一につながったと思います。
反省点もある中で、一戦一戦勝ち切ったことに価値があり、選手は勝つことの難しさも学べたと思います。これからも丁寧に積み重ね、向上心を持って学生たちと頑張っていきたいです。ありがとうございました。

主将 佐々木泰選手(コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科4年)
<表彰選手>最高殊勲選手賞

優勝し、4冠のための2冠がとることができて嬉しいです。昨秋、明治神宮大会で優勝できなかった悔しさを胸に、日本一を目指してきました。決勝戦は普段と違う雰囲気で、ミスもありましたが、粘り強く勝てたと思います。監督に選手全員が戦力と言われ、チームの力が底上げされ、全員がスターティングメンバーとして遜色ない力を付けてきました。今年は東都野球春季リーグ戦をはじめ、この全日本野球選手権大会の優勝に続き、秋の東都野球秋季リーグ戦、明治神宮大会での優勝と4冠を達成できるように強いチームを作りたいと思います。

中田達也外野手(社会情報学部 社会情報学科3年)
<表彰選手>首位打者賞 5回表同点タイムリーを放つ

相手チームに点を取られたら取り返す粘り強さがあるのが青学チームです。不調だった春のリーグ戦でしたが、バッターボックスに立たせてもらって、結果にもつながって嬉しいです。秋のリーグ戦でも持ち味のフルスイングで結果を残したいです。

藤原夏暉内野手(法学部 法学科3年)
5回表勝ち越しタイムリーを放つ

チームに迷惑ばかりかけていたので、恩返しをしたいと、打席ではボールにくらいついていくことしか考えなかったです。チームは春先から、ファーストストライクを一球で仕留めることをテーマに練習を積み、「(ミスの後でも)消極的になるのではなく、積極的に捉える方にシフトする」意識の結果だと思います。失敗しても「ナイストライ」と言って仕掛けることを恐れない環境を4年生を中心に作り上げてくれました。
同様に、試合中守備などでチームがミスをしても、ベンチから「攻めていこう」と声をかけられたり、ミスを恐れない雰囲気作りが、みんなの積極的な守備につながっていると思います。4年生が今のチームのことを考えてくれてきたことが今回の結果につながったと思います。

全日本大学野球選手権 結果

■2回戦 6月11日(火)明治神宮野球場 青山学院大学 8 - 1(7回コールド) 福井工業大学
■準々決勝 6月14日(木)明治神宮野球場 青山学院大学 6 - 3 中京大学
■準決勝 6月15日(土)明治神宮野球場 青山学院大学 10 - 2(8回コールド) 天理大学
■決勝 6月16日(日)明治神宮野球場 青山学院大学 2 - 1 早稲田大学

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